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第3章 もしネイティブがTOEICテストを受けたら

最近の企業社会においては、英語と言えばTOEICである。ビジネス英語の本で、TOEICに対する考察を加えないわけにはいかない。

TOEICは英語が母国語でない人たちに対し、数十年にわたり主にビジネスに関する英語の能力を測るテストとして使われてきた。日本ではTOEICスコアを英語を理解する確かな能力があることを証明する、資格のひとつとして扱っている。

しかし、私は以下のような疑問を持っていた。
・TOEICによって測定できることは何か?
・測定できないことがあるとすれば、それは何か?
・TOEICは目的なのか、結果なのか?
・企業において、TOEICは有効な基準になりうるか?

それらの疑問に答えるために、2つの調査を試みた。ひとつは、ネイティブにTOEICを受験してもらう、というもの、もうひとつは自分自身でTOEICを受験してみる、というものである。

今回の調査への参加者の募集は日本在住ネイティブスピーカーで行なった。出身国、年齢層、学歴などそれぞれ違うグループから50人を選出し、最終的に31人が参加した。職業はさまざまな分野から抽出した。なお、今回の参加者の中にはこれまでにTOEICを勉強したり、教えたりしたことがあるものはいなかった。また、英会話講師を専業にしている人も含まれている。受験環境は、ほぼ本番に近い形にしているが、テスト問題は、某大手出版社から出版されているTOEICの模擬テストを用いた。

ネイティブによるTOEIC受験データ
参加者数31人(男性20人、女性11人)
平均年齢31歳
全参加者の平均スコア975点、990点取得者17人、最低取得点920点

ネイティブの英会話講師31人に、TOEICの模擬テストを受験してもらった。統計学的に十分有意なサンプル数とは言えないが、ある程度の傾向を知るには足る数字だ。さて、その結果を見て愕然とした。参加者のうち、満点である990点を獲得したものは、何と50%しかいなかった。さらに、誰ひとりとして200問全問正解したものもいなかったのである。

TOEICは200問中、数間間違えても、満点の990点を取ることができる。今回はひとりも200問全てを正解できたものはいなかった。990点満点を取ったものの中での最高数正解者は、リスニングは全間正解だったが、リーディングで1問ミスがあった。リーディングセクションは、ネイティブにとっても簡単ではない分野であるようだ。大学院卒など数人の高学歴者がいるにもかかわらず、誰ひとりとして全問正解ではなかったということは驚きである。

では、なぜ彼らは全問正解できなかったのだろうか?試験後の受験者の反応や、彼らに記入してもらったアンケートを分析すると、主に以下の2点に集約できる。

①集中力が途切れてしまう
2時間で200問の問題を解くには、ほんの数秒の集中力の欠如であっても大きなロスとなる。特に45分間にわたってほぼ途切れることなく続くリスニングセクションでは、問題パートを聴いてから3~4問用意されている質問に答えるので、ほんの数秒であっても集中力の低下は許されない。

ネイティブかそうでないか、ということ以前に、集中力がない人たちはTOEICで高得点をあげるのは難しいのかもしれない。

日数や日程、時間や量など、数字に関するリスニング問題は特に集中力を要求される。これはどちらかといえば、英語そのものよりは短期記憶を問題にしていると言えよう。

②問題を読むスピードが求められる
TOEICは、問題のパターンや時間配分を頭に入れて臨まないと、本来の実力が発揮できない種類のテストだ。特に前半のリスニングセクションでは実際の問題が読み上げられる前に、質問内容をある程度把握していなければ高得点をあげることができないように見受けられる。実力どおりの成果をあげるためにはTOEICそのものの訓練が必要だろう。

リーディングセクションでは、読むスピードが速い人は答えの見直しを1、2回する余裕があった。一方、読むスピードが遅い人はその時間がなかった。ほとんどの受験者が限られた時間内で全ての問題を終わらせることに必死で、後ろのほうの問題は急いで答えるしかなかったようだ。

テスト終了後、興味深い傾向が明らかになった。読むスピードが遅いものは、たとえ大学を卒業しているネイティブであっても高得点を獲得することに苦労するようだ。特にリーディングセクションでの高得点は難しいように見受けられた。

後ろのほうの問題のスコアの急激な下がり具合から、読むスピードが遅いネイティブは時間内で全問解答することができず、最後のほうで慌てて答えを出さなくてはいけなかったということがわかる。

ネイティブが間違えた問題には傾向がある。ここでは、ネイティブが間違えた問題を見ていこう。ひとつは、日数を問うリスニング問題である。31人中14人がミスしている。内訳を見ると、満点の990点を獲得した17人のうち2人しか間違えていない一方で、満点を取れなかった14人のうち13人が間違えている。

"is"は現在形、現在のこと・状態を話す時に使う。一方、"has been"は現在完了形、現時点を基準として動作の完了。経験・継続などを表す。

この例文では過去の状態に関する記述が含まれていないから、現在完了の"has been"は文法的に不適切である。しかし、has been doneという言い回しをこのようなシチュエーションで自然に使うこともある。だから、ネイティブにとっても文法的に正しいか間違っているかが、曖昧になっているところがあるようだ。

実際に複数の英会話スクールでネイティブの講師数人に訊いたが、もしこの間違いをしたとしても気がつかない場合もあるという意見が多かった。日本語で言うと「ら抜き言葉」や「全然大丈夫」といった慣用的間違いに似ている。英語学を専門的に学ぶ目的以外の人にとっては、実践的にそれほど重要なポイントとは言えないように思う。


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