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英語に真正面から取り組もうと考える人ほど、「英語習得を目指す以上、ストイックに勉強しなければならない」と思い込みがちですが、そのマジメすぎる姿勢が、英語習得の足を引っ張っている可能性があることを考えたことがありますか？

英語学習に限らず、何かを習得する際に最も重要なのは、「長く続けていくこと」です。繰り返せば繰り返すほど、脳の記憶は強く定着していきます。

「脳の～」なんて言うと、すごく専門的に聞こえるかもしれませんが、例えば、ギターを弾けるようになりたいと思ったら、弾きたい曲を何度も飽きずに練習することが大事です。

ここで問題なのは、「楽しくないものは続かない。」という事実。

英語学習を「我慢して続ける」には、短期的なゴール設定（例：TOEICテストを受けるまでは頑張るなど）をし、頻出単語集で単語を覚えることは、短期集中の勉強法としては有効ですが、長期的に継続学習をする場合には、向かない学習法とも言えます。

「楽しく続けられる学習法」としては、単語を覚える際にも、自分の仕事や趣味に関連する単語を覚えたり、あるいは、「語源」にさかのぼって調べることで、より知的好奇心をくすぐるような学習法が適していると言えるでしょう。

英語習得のきっかけとして、「映画や海外ドラマを字幕なしで観たい」、「英語の歌の歌詞が分かったり、上手に英語の歌を歌えるようになりたい」、という理由があるように、映画・海外ドラマや音楽を活用した学習法は、「楽しめる学習法」と言えます。また、英語版のマンガを利用する方法もあります。

ですが、ここで重要なのは、ただ楽しむだけではなく、「楽しみながら、効率よく学ぶこと」。

映画を活用した場合では、「メジャー作品を見る」「仕事に関連する映画を選ぶ」など、楽しみつつも最大の効果を出す方法をお教えいたします。

ちなみに、この「楽しみながら学んだ方が身につく」ことは、科学的にも実証され、脳科学者たちも口を揃えて、「楽しむことが英語習得に有効だ」と発表しています。

そして、英語学習を継続する際の最も重要なポイントは、「英語を使って何をしたいかを明確にする」ということ。

「やらなければ！」という義務感や焦りに瞬発力はあるが、それだけでは続かないものです。目標を具体的に描くことが、英語学習をストレスなく続ける原動力になるのです。

TOEIC試験などを控え「そんな悠長なことを言っていられないよ」という声もあると思います。しかしながら、「楽しんで学んでいるうちにTOEICスコアがアップした」という人は多いのも事実です。

これから英語学習を始める人はもちろん、今、別の学習法で学んでいる人も是非、「楽しむ学習法」を実践してみてください。