10年前の大手英会話スクールの運営システム
ここでは、大手英会話スクールがすでに20年以上も行っているレッスン、つまり自宅で英語を勉強せずして週1回ほどのグループレッスンのみで英語が上達できるという奇妙な運営システムを検証します。
約10年前にNOVAやジオスが上達保証と題してサイト上に掲載していたまとめのところには、以下のように書かれていました。
「レッスンは一言でいって、週1回持続的に受け続けることによって耳を英語に慣れさせる過程です。それ以上の効果を得ようとして、他の方式を加えたり、書店でテキストを購入してはいけません。」(以下、省略)
要は、赤ちゃんが母国語をマスターする時のように、ただ、ひたすら意味が分からなくても聞くのみで、この大量のインプットが近い将来実を結び、第2母国語のように英語がしゃべれるようになると言うことを言っているようです。最近、この理論をベースにしたスピードラーニングのような英語教材が、巷にも出てきているようです。
なるほど、私もこれには一理あると同意します。しかし、これは「言うは易し、行なうは難し」です。つまり、ここで私は、「レッスンはただ聞き流すだけではダメで、集中して聞くことが重要」と言いたいのです。また、「意識して意味を理解しようとしてもダメだ」とも言いたいのです。
赤ん坊ならまだしも、大の大人が意味も何もわからない英文を何時間も集中して聞くことが、果たしてできるでしょうか?私が疑問に感じているのはこの点です。本当にこれを継続して出来るような人であれば、すぐに大手英会話スクールのスタッフの言うように英語が上達するかも知れません。しかし、このような意志の強い人であれば、英語に限らず何でもすぐにマスターしてしまうでしょう。
私が特に、この大手スクールのレッスン内容に対して指摘したいところは、世の中、色々素晴らしい英語の教材や理論があるにもかかわらず、一向に平均的に日本人の英語力が上達しないのは、要はこれらの方法は地道な努力とトレーニングが必須だからです。
したがって、約8割の人は入学後、途中で挫折してしまうのです。よって、大手スクールのレッスンは上達への奇跡でも何でもないのであって、努力の賜物であると言えるでしょう。 大手スクールは、ある意味では正しい。しかし、これは裏返せば、英会話は絶対に自宅や通勤時のトレーニングが必要なのです。
これが大手スクールに対しての私の結論です。しかし、英会話習得のためには継続的なレッスン以外のトレーニングが必要あるということと同じであり、これを明確に理論立てて表わしているのが個人や中堅の英会話スクールの方なのです。
もし、大手スクールのレッスンが、誰でも簡単に実現できるのであれば、あれから何年もたってこの理論をベースにした英語教材が山ほど出ている昨今、すでに英語の達人がたくさん周りにいててもおかしくないはずです。なのに、まだ多くの大手英会話スクールの教室が実在している現状を、どう説明すれば良いのでしょうか?
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何故、学習効果の高いマンツーマンスクールが少ないのか?
マンツーマンだとスクールの儲けが少ないから、英会話スクールはやりたがらないんです!
英会話スクールの仕組みとして、小さい金額でも6人とかのレッスンを
すれば、1度のマンツーマンレッスンの2倍以上の収益が出ます。
また、マンツーマンレッスンは先生一人を生徒に独り占めされてしまうため、その一人のレッスン料金が高くなり負担を負わせてしまう割に、スクールの儲けも少ないなど」、得が少ないのがシステムの現状です。
じゃあなんでマンツーマンの英会話スクールはあるの?
それでもマンツーマンレッスンを専門にしているスクールがあるのは、マンツーマンレッスン主体のスクールがビジネスではなく教育面を重視しているスクールだからといえます。
なおかつ、金額として格安でマンツーマンレッスンを行っているAtlasと7アクトは業界で一番ユーザーのことを考え、教育を重視しているのがよくわかります。


マンツーマン専門の英会話スクール口コミ一覧
- Atlasマンツーマン英会話
- アップルK
- 英会話ビギン
- ET NAVI
- イングリッシュビレッジ
- Eigo pass
- エイム
- Enjoy lesson
- GABA
- GLOBE
- ロゼッタストーンラーニングセンター(旧sala英会話)
- 7アクト
- Senseinavi.com
- Talkmete
- ネイティブ先生ドットコム
- ハッピー英会話
- ハロー先生ドットコム
- My-sensei.com
- ランゲージハウス札幌
- b私の英会話
- One UP マンツーマン英会話
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