倒産・閉鎖する英会話スクールの傾向
7月以降、新型コロナの感染が再拡大し始めたことで、多くの経営者たちはまたしても大きな不安を抱えている状態です。
これ以上の減収に耐えられないスクール経営者やスタッフもいるかもしれませんが、そうは言ってられない現状があります。また、これからやっていける自信がないと考えていたとしても、未来を信じて生き残っていくしか方法はないのです。
学習塾大手、7社全社の最終損益悪化 4~6月期
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62521650R10C20A8DTC000/
そんな中、似たようなビジネスモデルの学習塾各社も業績が悪化していると報道されています。誰もが不安になる気持ちもわからなくはありませんが、スタッフ全員でどうすれば生き残れるかを考える必要があります。
ですが、いつの時代でも廃業・倒産してしまう英会話スクールにはある共通点が見えてきました。その共通点とは、社長やスタッフが時代の変化を受け入れないことです。
今回のコロナ騒動に限りませんが、倒産するスクールに共通することは一人一人の意識やレッスン内容、レッスン料金などを全く変更しない傾向があります。英会話スクールだけではなく、既成概念を打ち破れない経営者は決して少なくはありません。
常に変化が起きている国内外情勢の中で、自分だけが変化しないまま「やらない理由」ばかりを考えているのでは「オンラインレッスンの導入」や「英語+○○の専門コンテンツ」をレッスンコースに入れることなどできないでしょう。
実際に、未だにオンラインレッスンを導入せずにただ英語を教えているだけのスクールは多く、そういうスクールは時間とともに徐々に受講者を減らし、新規入学者からの需要がなくなっていく運命にあると言えます。
最終的には、今回のような突発的な変化に対応できずに潰れてしまう可能性が高いと思います。自社のサービスに自信や誇りを持つことは悪いことではありませんが、受講者が何を求めているのかを見失ってはいけません。
今後、永遠に英会話に需要があるわけでもなければ、価値観が変われば需要も変わるのが世の常です。世の中に変化が起きると、人々の需要も大きく変わります。それを理解せずにいれば、知らないうちに取り残されてしまうことになりかねません。
まず、誰のためにスクールを開校しているのか、今一度確認しておく必要がありそうです。同業他社が始めたサービスの真似をするのも一つの手であるかもしれません。とにかく、動いてみないと何も始まらないのは明らかです。
ただし、反応が薄かったり、忙しくなった時に途中でやめてはいけません。SNSを始めても毎日徹底的にやらなければ、いつまで経っても結果は見えてこないものです。オンラインレッスンやSNSは、目的を持たなければ必ず挫折することになると考えられます。
今年に入ってから廃業した英会話スクールのほとんどは、オンラインレッスンを導入しなかったか、SNSやブログで意見を主張してこなかったことが明らかになってきました。だから、6月の緊急事態宣言の解除後も戻ってくる受講者が少ないのでしょう。
その原因は、数か月の間もスタッフや講師との接触が途絶えたことによって、受講者のモチベーションが維持できなくなったからです。戻ってくる間は、電話やチャット、メールなどで連絡したり、オンラインレッスンで受けてもらう必要があったのです。
何でもそうだが、目的を決めて動くと何が悪いのか、あるいはどうすれば良いのかが分かってきて、次のステップへ移行しやすくなります。そのことを常にホームページやSNSで発信し、人々に活動内容を知ってもらう必要があります。
たとえSNSに投稿したところですぐに反響があるわけではなく、問合せ数が増えるわけでもありません。重要なのは、目的を忘れないために常にSNSに書き込んで主張していくことです。そうすれば、上手くいかなかったことが失敗ではなく、検証のための材料が増えていくことになります。
次の記事へ>>>コロナ禍でも生き残る英会話スクールの特徴(1)
何故、学習効果の高いマンツーマンスクールが少ないのか?
マンツーマンだとスクールの儲けが少ないから、英会話スクールはやりたがらないんです!
英会話スクールの仕組みとして、小さい金額でも6人とかのレッスンを
すれば、1度のマンツーマンレッスンの2倍以上の収益が出ます。
また、マンツーマンレッスンは先生一人を生徒に独り占めされてしまうため、その一人のレッスン料金が高くなり負担を負わせてしまう割に、スクールの儲けも少ないなど」、得が少ないのがシステムの現状です。
じゃあなんでマンツーマンの英会話スクールはあるの?
それでもマンツーマンレッスンを専門にしているスクールがあるのは、マンツーマンレッスン主体のスクールがビジネスではなく教育面を重視しているスクールだからといえます。
なおかつ、金額として格安でマンツーマンレッスンを行っているAtlasと7アクトは業界で一番ユーザーのことを考え、教育を重視しているのがよくわかります。
マンツーマン専門の英会話スクール口コミ一覧
- Atlasマンツーマン英会話
- アップルK
- 英会話ビギン
- ET NAVI
- イングリッシュビレッジ
- Eigo pass
- エイム
- Enjoy lesson
- GABA
- GLOBE
- ロゼッタストーンラーニングセンター(旧sala英会話)
- 7アクト
- Senseinavi.com
- Talkmete
- ネイティブ先生ドットコム
- ハッピー英会話
- ハロー先生ドットコム
- My-sensei.com
- ランゲージハウス札幌
- b私の英会話
- One UP マンツーマン英会話
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