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最近、スマホの普及で進化を遂げているのが英語学習アプリです。しかし、アプリだけでは「読む」「聞く」程度しかできず、スマホだけでは「書く」「話す」ができません。

英語教材を通学・通勤電車に持ち込まなくなったことや、ノートなどに書く様子もほとんど見られなくなりました。仕事帰りにカフェなどで教材を広げるにはテーブルが小さすぎるため、ある程度の学習スペースは必要です。

分厚く重い英語本を、バッグに入れて持ち歩くだけでも一苦労ということで、そうして英語学習を挫折する確率が高かった独学の問題は、スマホアプリが解決してくれる部分もあると認識することは大切です。

【2021年】スマホで勉強できる、おすすめの英語学習・英会話アプリランキング、トップ１５【無料トライアル】

スマホアプリなら、満員電車でも片手間で操作できたり、書籍よりも価格が少し安いのが最大のメリットです。また、イヤホンをつけて英語ネイティブの発音を聞くことができたり、自分の発音を聞けるようなアプリもあるので是非活用してほしいと思います。

スマホアプリの特徴は、聞く、つまりリスニング教材の再生スピードを速めたりゆっくりめにしたりすることができることです。さらに、音声と字幕を同時に表示することもできるので、読む、リーディングも向上されることができるようになりました。

一昔前の英語学習といえば、CDを聞きながら紙と鉛筆で読んだり書いたりすることでした。今、この勉強法が手のひらサイズのスマホだけで可能になったことは大きな進歩といえます。

しかも、無料のアプリでさえ書籍よりも質が高まりつつあり、これからさらに質の高いアプリが利用できるようになると思います。中には、会話や文例などをAIが開発しているアプリもあり、スムーズに翻訳してくれるものも出てきています。

近い将来、ネットに接続するというWi-Fi条件さえクリアしておけば、翻訳機なども不要になり、英文の校正をしてくれるアプリも出てくると思います。文法やスペルの間違いを指摘し、文脈の長さなどのアドバイスもしてくれるようになります。

スマートニュースの「英語学習チャンネル」で、英語を日常生活に取り入れよう！

たとえば、「スマートニュース」のアプリは設定次第で英語記事を読め、経済やビジネスなど自分が興味のあるニュースをカスタマイズしてカテゴリーを絞ることができます。英語上級者向けですが、関心がある報道内容であれば、英語で読むことも苦にならないと思います。

次に、「NHK WORLD」という海外向けのニュースアプリがありますが、日本国内で英語学習を目的に視聴している人は多いようです。英語のスピードはCNNやBBCよりもゆっくりで、初心者にも聞き取りやすいと思います。

基本的に日本の話題が中心なので、英語がわからなくてもストレスを感じにくく、NHKならではのドキュメンタリーを楽しむことができます。その他、海外のニュースを扱った英語学習アプリがありますが、リーディング強化にはもってこいです。

英語学習アプリ「POLYGLOTS」、カリキュラム自動生成機能「MyRecipe」にTOEIC L/Rモード搭載！

「POLYGLOTS」は、ニュースを速く読めるようになるための工夫が施されており、速読スピードが上がると評価してくれる機能が付いています。実践向きですが、自分の現在のリーディング力を知ることができます。

その他、「スタディアプリ」というテレビCMでお馴染みの有料アプリがありますが、3コースに分けられていてドラマなどで楽しみながら学べます。ディクテーション（書き取り）などのコンテンツが多く、有料なだけに質は高いと思います。

ただし、話す（スピーキング）については何もできないので、英会話スクールに通うしか方法はありません。スマホアプリで鍛えたリスニングを、週1回のレッスンで試めしてみるというパターンができれば理想的です。

最後に、アマゾンの「Kindleアプリ」はスマホやタブレット向けの電子書籍リーダーですが、洋書を読むのに非常に最適なツールです。英文を読む際、画面に表示されている英単語を指で長押しするだけで、その英単語の意味が画面上に表示される機能があります。

この時、辞書の表示が出ると同時に、英文の本文が表示されたままなので、読書のスピード感を失うことなく英単語の意味を調べられるというのが便利です。

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