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TOEICテスト対策に取り組んで英語学習のペースをつかむ

グローバル企業に所属していなくても、TOEICスコアはコロナ後に必要になるはずだ。なぜなら、TOEICスコアを昇給や昇進など人事考課の要件にする企業がさらに増えてくるからだ。

また、業種・規模を問わずビジネス英語が求められてくると思う。求められるスキルは挨拶や英文メールだけではなく、英語での会議で議論できる程度のレベルが加わってくる。一般的に、スコアを採用や人事考課の指標にする場合、800点以上が一つの目安となる。

1年で英語を習得する人･できない人の｢分かれ目｣

ちなみに、受験者の平均スコアは580点前後で推移しており、コロナ前の2019年の平均スコアは588だった。昨年2020年のTOEICテストが何回か中止になったことで、2021年はさらにスコアアップしている。

スコアによって現在の英語レベルが明確になるので、やはりTOEICは英語学習の最適なペースをつかむには必要なのかもしれない。正しい方法で学習を続けていけば、必ずスコアアップにつながり、努力の量も見える化できるようになる。

TOEICR Listening & Reading Test　年間テスト日程

年10回、全国80都市で開催されているTOEIC公開テストは、第6波で感染者数が増えれば再び中止になる可能性もある。事前に公式サイトで日程を確認し、学習のペースを計算していくのが得策だ。

楽天やソニー、ユニクロなど、英語を社内公用語化している日本企業は多く、ビジネスの現場ではコロナ後もますます英語の存在感は増してくる予感がある。英会話スクールなどでTOEIC対策の研修が行われているが、スコアが重視されるのは海外駐在員だけではない。

2021年は、急激な経済回復でさらにグローバル化が進み、これまで外国企業と関わってこなかった社員でも、テレワークなど英語でやり取りする機会が増えている。実は、日本企業のM&Aは活発で、外国人スタッフとの連帯をいつ求められるようになるかわからない。

そして、再び訪日外国人観光客が押し寄せるようになり、業界や規模に関係なく英語のスキルアップが求められるようになるかもしれない。社会人だけでなく、これから社会に出る大学生もTOEICに取り組み、スコアアップに向けた努力が必要になってくる。

実際に、TOEICテスト対策の学習に取り組みほとで、仕事の現場に役立つスキルも身につくようになった人はたくさんいる。TOEICのリーディング問題は、英文メールやオンラインチャットなどビジネス英語で必要なシーンが多く、現場で使われている文書や会話も多い。

ただし、800点台を目指すためには高度な情報処理能力が必要で、900点台保持者でもリーディング問題の100問を75分で全部解くことはできないのが現状だ。問題文を正確に読み取り、すぐに答えるスキルは膨大な英文を読むことから始まる。

英文メールやオンラインチャットに対応するビジネススキルの養成は、そこまで難しいことではない。ただ難易度が高いだけではなく、正しい方法で努力を続ければ、必ず目に見える形で成果が出るのがTOEICだ。

まずは、公式問題集を手に入れて、小さく確実にこなせる成功体験を積み重ね、実力を伸ばしていくことで乗り切ることができるようになる。

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