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TOEICが900点を超え、仕事で英語を使えるようになった人でも、英語が苦手だった過去がある。

先週、大学入学共通テストがあったが、数学と物理で点数を稼いで英語を捨てた受験生が多かった印象がある。コロナ後は、多くの外国人観光客が日本に押し寄せている。

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今後、日本にグローバル化の波は再びやってくるのは間違いない。なぜなら、外資系企業にプレゼンしたり、接客で英語を使うようになるからだ。仕事を増やすためにも英語でアピールしたいところだが、何を言えばいいのか思い浮かばない。

挨拶だけでは自分の英語力の低さを露呈することになるので、何としてでも英語は上達させておきたい。そもそも、日本に比べて英語圏の方が圧倒的に市場規模が大きく、人口減少が進んでいる日本よりも長期的な成長が見込める。

また、外国人相手に仕事をする必要がある理由の一つに、世界に通用する人材となって若い世代にも何とか夢を与えることが使命であるように思う。そのためには、まず自分の英語力を向上させるしかない。

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一部の会社経営者は、これから海外に向けてブランドを育て上げるために自分だけでなく、社員全体の英語スキルを向上させる必要が出てくる。すでにTOEIC730点以上が昇格・昇給の条件としている企業が多いが、達成できない場合は降格もあり得る。

コロナ前は、TOEIC 対策専門の英会話スクールに通わされ、英語を勉強する会社員が多かった。その結果、TOEICスコアはアップしたが英語を十分に話せない人たちが増えた。

ご存知の通り、TOEIC700点台の英語力では仕事で通用しない。相手の話も専門的なので聞き取れず、特に子音の発音が強いアメリカ英語が理解できないことがほとんどだ。

だから、TOEIC対策専門スクールではなく、マンツーマンレッスンで英会話を習える英会話スクールに通う必要がある。コロナ後は、より実戦的な環境で、できるだけ使える英語を学ぶことが求められているように思う。

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外国人観光客や外資系企業の社員たちとコミュニケーションを取る機会が増えると、自然と英語を話す楽しさを感じるようになるものだ。彼らと英語で話しているうちに、英語圏ではない中国やインドなどアジア人とも英語でやり取りするようになる。

母音がはっきりしているイギリス英語を話すシンガポール人などは、最初から英語が聞き取りやすいが、アメリカ英語を話す人にはゆっくり話してもらって理解を深めることから始めるようにする。忙しい中で社員同士が競い合うことで、上達も早まるはずだ。

英語の報道記事を一語ずつしっかり理解しながら読み込むことで、曖昧になっていた文法の知識が身につくこともある。大量の英語を読んだり、聞いたりすることで、英語への苦手意識が払拭されると自信がついてくる。

英語の音声をチャンクごとに短く区切って理解していく学習法は、実はプロの通訳も活用している。集中して英語学習を続けていれば、数ヵ月で英語力は向上し、TOEICスコアも急激にアップしていくようになる。

そうして週1回程度英会話スクールの通いながら、自宅や会社でユーチューブの英会話コンテンツなどでリスニングを鍛えるのが最近の流行りとなっている。効果を上げるには、やはりマンツーマンレッスンで積極的に英語を話すしかない。

日本人ならではの英語のハードルを理解し、マンツーマンレッスンを提供している英会話スクールは英語ネイティブを講師として採用している。これからも英語学習に終わりはなく、自分の学習経験を周囲に伝えてほしい。

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