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本当に身につく英会話スクール選びについてコラムを書いていたところ、読者の方から「もっとTOEICの攻略法を知りたい」、「TOEICの教材を知りたい」など大きな反響がありました。

大手書店の英語教材コーナーには、TOEICの教材が一番スペースをとっていますが、同じようなタイトルの教材があふれていて、どれを買っていいのか分からないようなのです。そこで、読者の皆様の熱い要望にお応えすべく、私が数百冊を読んで、使用している英会話スクールのカウンセラーや講師などからTOEIC教材に関わるさまざまな専門家に取材して、徹底調査をしました。すべてをこのクラムにまとめたので、このコラムを読んで数ある勉強方法と教材の中から是非最良の方法を選んで欲しいのです。

TOEICの対策本は多様化が進んでおり、教材選びから始まります。とくにこの2，3年はその商品数は右肩上がりで増えている。その理由のひとつは、以前なら「これ1冊」というような攻略本が主流でしたが、最近は部門別、パート別などと分けられて売り出している。なるほど、1冊だけでどうにかなるようにならなくなったのが最近のTOEICのようです。

また、日本だけではなく、韓国でもTOEICは人気の英語テストです。韓国の対策本も多数出版されていて、英語学習先進国といわれる韓国のTOEIC教材は試験問題の再現率が非常に高く、受験者にまじって試験問題を暗記するスパイ部隊が存在するほどなのです。試験の傾向を徹底的に分析して、本番の問題とほとんど同じものを作るのはお手の物なのでしょう。

さらに、最近の受験者数の増加に伴い、平均スコアも上がり教材が多様化した原因になりました。初心者と上級者が同じTOEICの勉強をしても意味がないのは誰でも分かることですが、そのため、自分のレベルに合った教材を選ぶことは重要なのです。

しかし、膨大な数の教材には、結果が出るいい教材もあれば、そうでないものもあり、これから勉強を始めようという方にとって間違いのない教材を選ぶ最初の関門です。そこで私からTOEICを知り尽くしたプロにインタビューして、おススメの教材とその選び方を考えたので、参考にしてください。