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TOEIC学習において、スコアアップと同じくらい難しいのが教材探しです。書店に行けば数百冊も関連書が積まれていて、初心者にとって何から調べればいいのかわからないようだ。

また問題集の質も、シリーズによってTOEICとは違うパターンや単語を載せている教材もあり、初心者でなくても教材選びに苦労するのは当然のことなのです。

TOEICは問題の持ち出しができないため、教材の問題集は過去の出題傾向から推測して作成されています。つまり、教材の編集者、または著者がどこまでTOEICを分析できているかによって、教材の質は大きく左右されるのです。

TOEIC教材を多く手掛ける韓国人と日本人の編集者と著者は次のように話します。

「質に直結するだけに、一番重視するのは著者でTOEIC「質に直結するだけに、一番重視するのは著者でブームの今は、教材市場ではカリスマ講師のヒット作が話題となる一方で、実績のない無名の英語講師による悪質な教材を買う人も多い。」

とはいえ、著者の良し悪しを初心者が判断することは難しい。また受講歴を公開していない著者も少なくないのです。日本人編集者は、『著者のなかにはとにかく試験テクニックを重視する人もいれば、英語力の向上にも重きを置く人もいる。また内容も初心者向けから上級者向けなど、同じTOEICTOEIC教材といっても著者の特性はそれぞれ異なります』と話す。