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仕事に使う英語力の目安となる点数はTOEICでは730点以上といわれています。初心者にとってこの数字ははっきりいって遠い目標に感じるはずです。

中学生のときに習った英語の知識があれば500点は取れるとされていますが、何も準備しないと400点以下ということもあります。このレベルの人は、基本的な文法やボキャブラリーが身についていない場合がほとんどなのです。まず、今すべきことは基礎を復習することになります。 まずは、中経出版の「中学3年間の英文法を10時間で復習する本」で何回も読み返します。さらに、公式問題集を分析して、頻出度の高いボキャブラリーを選んで出版した講談社の「新TOEIC TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990」がおススメです。この単語集だけで500点は取れるとさえいわれている教材です。

この2つの教材で英語の基礎体力を身につけておけば、730点レベルまではまず他の教材を買う必要はないのでは、と考えています。もちろん、この2冊は知識を集めるための教材なので、TOEIC主催者が発行している公式問題集を取り寄せるべきです。本番と同じ形式の問題を多く解いて、試験に慣れておく必要があるからです。

しかし、英語力に自信がない人は、初心者向けのTOEIC Bridgeをおススメします。TOEICよりも日常的な英語を使った問題がほとんどで、主に中学生や高校生向けに作成されたTOEICのジュニア版というところでしょうか。こちらから受けてみるのもいいと思います。