育てる体験レッスン
〇中途解約(退会)の問題点を克服した英会話スクール
体験レッスン時のレベルチェックそのものを学習支援の一つとして活用する動きも出てきました。ある中堅スクールは、2014年度調査で年間の退会率が82%でした。
本来はその英会話スクールの教育方針を理解し、目的を持って英語を学ぶべきものです。しかし、そこで入学を「育てる体験レッスン」ととらえ直し、面談を重ねることにしました。
英会話を習いたいと相談しにくる人たちに、日本人カウンセラーたちが問いただします。
「なぜ英会話を習いたいのですか」
「なぜウチのスクールなのですか」
あいまいに答えた人達には「ほかのスクールを見て来なさい」「入学するかどうかをよく考え直しなさい」と帰したりもしたそうです。
中には、日本人カウンセラーから、「入学の意味を問い直しなさい!」という厳しい助言が。ハッ目が覚め、英語そのものについて考える時間を持ったそうです。
「このスクールに入りたい。プロの翻訳者になるために、頑張ろうと決めました」とある受講生は当時を振り返ります。
また、あるスクールでは、初回のレッスン終了後、ホッとする間もなく、受講生に入学まで自分が生きてきた数十年間の社会の変化を勉強させた上で、「英語を学ぶ数年間をどう過ごすか」などのテーマでリポートを書かせ、日本人カウンセラーの学習カウンセリングを続けました。
○可能性を引き出す装置
TOEICや15分ほどの体験レッスンでは測りきれない受講生の可能性を、学習カウンセリングで探ることが狙いです。既に17%の英会話スクールが採用する手法の評判は、実はとても悪いのです。
「英語力低下に拍車」「クラスメートに悪影響」
様々な指摘を背に文部科学省は2014年、語学スクールに通う人の英語力把握などを求める通知を各スクール側に出しました。スクール経営のあり方が問われる時期に来たようです。
2014年中旬、GABA英会話スクールにお願いし、法人向けのマンツーマンレッスンを見学させてもらいました。
「英語での論理展開に飛躍がある」「トピックを読み直してください」
緊張した面持ちの受受講生を前に、外国人講師が提出されたテキストに目を通しながら、次々と厳しい批評を加えていました。
約三ヵ月をかけたTOEICスコアアップと英語インタビューで、外国人ビジネスマンとの交渉や研究に耐えうる資質があるかを見極めるのが狙いです。いきおい、やり取りは熱を帯びています。
導入から数年、さらに受講生のTOEICの成績や意欲を継続チェックし、指導方法を見直しています。2014年調査では追跡調査実施率はまだ50 %。文科省の通知がどんな刺激を与えるのか楽しみです。
何故、学習効果の高いマンツーマンスクールが少ないのか?
マンツーマンだとスクールの儲けが少ないから、英会話スクールはやりたがらないんです!
英会話スクールの仕組みとして、小さい金額でも6人とかのレッスンを
すれば、1度のマンツーマンレッスンの2倍以上の収益が出ます。
また、マンツーマンレッスンは先生一人を生徒に独り占めされてしまうため、その一人のレッスン料金が高くなり負担を負わせてしまう割に、スクールの儲けも少ないなど」、得が少ないのがシステムの現状です。
じゃあなんでマンツーマンの英会話スクールはあるの?
それでもマンツーマンレッスンを専門にしているスクールがあるのは、マンツーマンレッスン主体のスクールがビジネスではなく教育面を重視しているスクールだからといえます。
なおかつ、金額として格安でマンツーマンレッスンを行っているAtlasと7アクトは業界で一番ユーザーのことを考え、教育を重視しているのがよくわかります。
マンツーマン専門の英会話スクール口コミ一覧
- Atlasマンツーマン英会話
- アップルK
- 英会話ビギン
- ET NAVI
- イングリッシュビレッジ
- Eigo pass
- エイム
- Enjoy lesson
- GABA
- GLOBE
- ロゼッタストーンラーニングセンター(旧sala英会話)
- 7アクト
- Senseinavi.com
- Talkmete
- ネイティブ先生ドットコム
- ハッピー英会話
- ハロー先生ドットコム
- My-sensei.com
- ランゲージハウス札幌
- b私の英会話
- One UP マンツーマン英会話
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