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万人にとって共通の「完壁に良い英会話スクール」というのはありません。

そもそもスクールの「良し悪し」は、「誰にとって良いのか」と言うことなしに決められません。それぞれのスクールがいいかどうかは、人によって異なります。同じスクールでも、ある人にはいいスクールと映っていますし、別の人にとっては「私には良くないスクールだ」ということがあるのです。

つまりスクールかいいかどうかは入学する人とスクールとの「相性」のようなものに大きく影響されます。「相性」が合えば、その人にとって「良い大学」になりますし、反対に「相性」が合わないと、その人にとって選んだ大学は、「良いスクール」になれません。

テレビCMをやっているECCやCOCO塾がスクールが良いスクールであるというのは、誤りです。その理由は、ブランドは、入学しにくさを表しているとしても、「相性」を表していないからです。「ブランド」は、「相性」と関係ありません。ブランドの高いか低いかで、個々の受講生にとって、良いスクールかそうでないかは決まらないのです。

相性は、入学のための体験レッスンのやり方に始まるでしょう。体験レッスンの方法も多様化しています。紙のテストだけで選考するスクールもありますが、それ以外にも多様なレベルチェック方法が採られるようになってきましたので、どういうレッスンを行っているのか、そのあたりから「自分に合うかどうか」が、わかります。さらに、入学後、どういう英語学習生活が待っているか、期待できそうかも、自分とその大学との相性を左右します。スクールの様々な環境が、自分に「合っていそうか」どうか、よく調べて研究してください。

大手英会話スクールが用意した「スクール説明会」は公式な招待の場です。そこでは、多くの場合、建前が語られるでしょう。聞こえのよいスクールの魅力が語られることでしょう。しかし、そうではない面も知る必要があります。それぞれのスクールの実状を見るには、公式のスクール説明会だけでなく、在校生からも情報を得るとよいでしょう。つまり、普段着のスクールのありのままの様子をしっかりと知ることが重要です。

「スクール説明会の日」ではない、普通の日を選んで訪問し、普段着のままのスクールの素顔を見てください。何気ない普通の日のそのスクールの受講生たちの表情が、暗いか明るいか、そこの受講生たちが、楽しそうに語り合っているのか、反対に、どこか暗い表情で、互いにあまり話もしていないような感じなのか、英会話スクールを訪問して、自分の眼で確かめることをお勧めします。