英語との決別を決める処方箋
英語の背負うネガティブな面を主にみてきました。いろいろ問題を提示したので、今までより多少は冷静に英語を見るようになった人もいるかもしれません。
しかし、こうして親英でもなく反英でもなく知英というレベルで冷静に、英語とそれをとりまく文化環境や英語ネイティブ白人などを見られるようになったとしても、それはあえて冷静に見ようとしているときだけのことで、気づいたらすぐに単純な「英語を話せるようになりたい」自分に堕してしまっているという人もいるでしょう。
周りが英語をしゃべるのに気になったり、大手英会話教室のテレビや電車広告に惑わされたりして、必要ないのに英語をやりたいという考えがしばしば頭に浮かぶ場合、以下の項目をもう一度思い出してもらいたいのです。
1.その願望が、英語そのものをやりたいことより、それに紐付いている文化やネイティブ白人と接したいという別の願望かもしれないことを想起し、それを望む自分が痛々しくないか検討してみましょう。
2.英会話教室の英語ネイティブ白人講師は、資格もないただの人と心得ましょう。
3.薄っぺらい虚栄心を満たすことが自分にとって本当にプラスなのかをよく考え、より冷静な見地で英語とその文化を深見つめる気高さを志向しましょう。
4.英語の背後にある底知れない欧米社会の暴力性を想起しましょう。
5.必要のないことをする時間の無駄を冷静に考えましょう。
自分の中に安直な英語願望が出てきたなと思った時、これらのことを再度問いかけてみてほしいのです。必要があって英語をしなければならない人の場合は、別の話です。また英語を愛好から学ぶことも、必ずしも否定する気持ちはないことは、言い添えておきます。好きであると同時に、突き放した観点から英語とその文化を見る目を忘れないでいる限り、問題はありません。
「英語は学校でやったがよくわからなかったし、いまも特に必要もないし英語はやらなくていいや」、と最も素朴な気持ちから言える人はとても強いとまずいっておきます。この人々は世間に惑わされずに、自分のほんとうの希望をきちんと把握できています。無駄だと思うことに時間を使わない人は賢いです。特に漠然とした気持ちで英語をやっている人は果たして賢いのでしょうか。
ここでもう一度、英語ができるとカッコイイだとか、外国人との交流がしたい、などという漠然としたことを目的とすることがまともなことなのかはよくよく考えてみる必要があります。
ちゃんと実用上十分に使いこなせるようになるならまだ救いはありますが、とりわけ中学・高校の絶対基礎力が欠けている場合や、さしせまった必要がなない場合、そうなるかどうかは怪しいです。
まだ料理の腕を磨くとか、楽器の練習に精を出すとか、他のスキルを磨くほうが、賢いかもしれません。読書や音楽鑑賞その他の趣味や遊びに全力をつぎ込むののも、こだわりがなくて、さっぱりとしてよいことではないでしょうか。
もちろん、自分が成長する感覚を英語に託し、磨いていくのも悪いことではありません。それは他の趣味をするのと等価でしょう。英語で言えなかったことが今日言えて、聞き取れなかったところを今日聞き取れ、より文法的誤りの少ない英文が今日書けるようになった、などということは、英語文化への冷静な目を持ち合わせている限り、もちろんよいことです。
ただ、この言葉を焦燥を感じずに落ち着いて聴ける英語学習者はどれだけいるでしょう。どれだけ人生の時間を身にならないものに費やしてきただろう、という気分になる人も多いのではないでしょうか。
そもそも切迫した必要がない語学は忘れやすいものです。だからよくよく考えるべきなのです。何をやるかということよりも、何をせずにおくかということのほうが、はるかに重要なことが多いからです。英語学習は「せずにおいたほうがいいもの」である可能性が高いものの一つです。
必要のない人にとって、英語は往々にして周囲を気にしてやるようなものになっており、内的な強い関心からかどうかは疑わしい場合も多いようです。自分にとって、心から英語が大事なのかを、自分の胸に問い合わせてみましょう。それでもこれだと思ったら、やればいいのです。そうでなければ、自分の人生にとって、英語はいらないものなのです。
周りを一切気にすることはありません。自分にとって本当に価値のあるものを自らの意思で選び取りましょう。そしてそれに打ち込みましょう。そのとき英語や大手英会話教室と決別することに、何のためらいがいるだのでしょう。
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