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30代後半から英語を勉強し直す時に気づくことは、学生の時とは全く同じようにはいかないということです。

そこで、今からでも英語を勉強し直し、使えるようにするために「具体的な目標を立てる」べきです。例えば、ビジネスで使えるようになる、という目標は大きすぎので、より具体的な目標を立てる方法と学習計画についても考えていきたいと思います。

どうも英語を勉強し直そうと思っている人に多いのが、「英語がペラペラになる」という錯覚です。この目標そのものがかなり難しいのは明らかです。しかも、英語をペラペラ話すこと自体はビジネスでは重要ではありません。

英語を流暢に話すことは大事ですが、話の内容が薄ければ優秀なビジネスマンであると評価されることはありません。というわけで、まずは具体的な目標を明確に意識することから始まります。

そして、それを達成するための学習計画を立て、より短期間で英語力を身につけるように実行していきます。実は、多くが目標さえ立てられていないのが現状です。私も、アメリカやイギリスで実証されている英語学習者向けのプログラムを時間をかけて探したことがあります。

そこでわかったことは、英語を身に付けて一体何がしたいのかを考えることです。それでも具体的に思いつかなければ、曖昧でも大まかでもいいのでとりあえずは「自分の目標」と認識することです。

もちろん、海外出張や出先での英語プレゼンを控えているのなら、それがそのまま目標になります。達成した時をイメージするには理想的な目標です。このようにモチベーションを上げていくことを心がけていきます。

より抽象的な目標として、昇進や昇給するのも目標として認識するべきです。そのためには周りから信用されることが必要ですが、会議で進行役を買って出ることもその一つとなります。このように、より具体的な目標を立てていきます。

目標を立てるためのヒントとして、期限を決めることが重要です。なぜなら、語学というのはあるレベルまで行きつくには一気に勉強するほうが身につきやすいからです。最低でも期限を6か月に設定し、長くても3年とします。

そのためには、現在の英語レベルを正確に判断しておくことも重要です。多くの場合、正しく自分の英語レベルを把握できていない人がほとんどです。中には、大学受験で勉強した際の知識が残っていると思っている人がいます。

しかし、長らく英語を使っていないことから自信がない人や、中学英語の基礎がなく、文法が間違いだらけの人もいます。仕事でよく英語を使っていても、それが正しい英語であるかどうかもわからないので、会社からは大切な案件を任せてもらえていないかもしれません。

基礎がどの程度あるかどうかは、まずはTOEICの模擬テストをウェブサイト上で受けてみることです。特に、英文法のチェックは必要ですが、読み書きにも目標を立てるべきです。その次に、聞く話すの能力をチェックする方法もあります。

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