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この間の事情について、○○校の言い分も聞かなければならないので、4月末に同校宛ての質問書をＦＡＸで送ってみた。その内容は…。

「貴校の元生徒の田村さんによれば、『在籍期間に予約が取れなかった。250時間前後の予約をしたが、150回くらいは予約が取れなかった』と述べていますが、事実だったのでしょうか。上記のことが事実だとすれば、なぜ、これほどまでに予約が取れなかったのでしょうか。その理由はどのようなことだったのでしょうか」
「その後、講師の数を増やすとか、予約が取れない状況を改善する努力がなされたのでしょうか」
「生徒に対するスタッフの対応を変えるように本社から指示があったり、貴校で改善しようという動きがあったのでしょうか」というものであった。

そして「お忙しいところ恐縮ですが、本質問書への回答は、上記ＦＡＸ5月末日までにお願いいたします。この日までにご回答がない場合は、回答の意思がないと判断いたします」と書き添えた。対応に当たったのは、田村さんが告発してやまないＴという女性であった。

5月に入ってから、質問書の扱いがどうなっているか、Ｔに問い合わせた。その時のやり取りは、不誠実さは少しも変わっていなかった。

「もしもし、Ｔさんでしょうか」
「ハイ、Ｔです」
「先日、FAXで送った質問書の扱いはどうなっていますか」
「質問書については、本部に対応をまかせてあります」
「○○校への質問ですよ。そちらにも言い分があるでしょうから、そちらからきちっと回答したほうがいいと思いますよ」
「本部にまかせてあります」
「本部は回答すると言ってるんですか」
「それはわかりません」
「それじゃ確かめてわたしへ電話してくれますか」
「わかりました」

返事を約束したにもかかわらず、連絡も回答も一切ない。いつでもこうなのである。回答しなかった、弁明もしなかったということは、田村さんの言い分が正しかったと言われてもいたしかたなかっただろう。