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最近、英会話スクールとは少し意味が違う、スパルタ式の英語コーチングスクールが注目されています。ダイエットのテレビCMで有名な「ライザップ」なども参入しています。

その特徴は、3ヵ月程度の短期集中で英語のコーチと二人三脚で、どう考えても無理がある学習プログラムをこなし、受講者を目標の英語レベルに引き上げるというものです。

まず日本人が講師兼コンサルタントを担当していることに疑問を感じますが、それぞれの目的に合わせた教材や学習カリキュラムをを設定し、日常生活を切り詰めながらスケジュールを入れていく指導を行っています。

ただし、受講料は総額40万円を超えるのは当たり前となっており、それほど高額であれば大手英会話スクールに1年通う方がお得と感じざるを得ないほどです。なぜなら、英語を教えてもらうことはなく、受講者の自宅学習（独学）をサポートするだけのサービスだからです。

果たして、40万円ものお金をかける価値が本当にあるのか、当委員会から派遣された英語初心者の私が都内にある複数のスクールで無料体験を受けてきました。目標は、毎年アメリカ・ロサンゼルスで開催されている電気自動車の展示会に参加することです。

それぞれカウンセリングと2回のコーチングを受けましたが、どのような学習計画で教材やコーチング内容、そして宿題とフォローの方法まで知ることができました。どこも現在の英語力をチェックしますが、単語や文法のテストがありました。

基本は、ペーパーテストとリスニングをした後の簡単な英会話の対応です。希望者には、リスニング能力をVersantというコンピューターによる英語テストを受けることができるようです。そこでスコア化され、学習カリキュラムを作成するというわけです。

月毎にテストを受けねばならないことを少し負担に感じましたが、学習の効果測定だけでなく、モチベーションのアップを目指していると聞きました。テスト結果をもとに、約1時間後に学習プランが提示されました。

英語初心者である場合、最も期間が長く、総額が高額なプランに決められ、教材費はさらに別途かかるように言われました。各スクールによって違いはありますが、お互いに似たような接客を行っていたことに強い違和感を感じました。

アメリカの展示会に参加した際、現地のアメリカ人に英語でどのように質問したいかと聞かれたりしましたが、結果的にほとんどの時間をリスニング力の強化に充てられることがわかりました。さらに、丸暗記で乗り切るという説明もあったと思います。

私は、英語初心者なのでリスニングが弱いことは誰でも知っていますが、「英語ネイティブの話す音が聞こえていない」と言われました。結局それを克服するために、総額60万円を一括で支払うように言われました。

まさか、中学英語から徹底的にやり直されることになるとは思いませんでしたが、基礎的な勉強から始めることは正しいと感じました。英語を聞く量が少ないということで、年末年始は英語のニュースを毎晩聴きました。

さすが入会は断りましたが、中学英語レベルのテキストを購入し、英文をたくさん読む多読はやるつもりです。年明けには、普通の英会話スクールに体験レッスンを受けに行きますが、その報告をしていく予定です。

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