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英語学習用のスマホアプリは、生活の中で最も身近なツールとして活用されている。しかし、実用的なアプリかどうか知らないままでは意味がない。

「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を実践的に使えるようにするには、iOSでもAndroid端末でも英語学習が決定的に変わっていく。音源になったり、単語帳や辞書、さらにテスト採点までカバーしてくれるようになりつつある。

外国人の暮らしに一助　金沢工大生が日本語学習アプリ、パンフ製作

マルチに使えるスマホは、英語学習に必須の4技能を鍛え、レベルの応じて伸ばすことができるようになる。しかも、教材を開くことなく、いつでもどこでも学習できるので疑問が浮かんだら辞書アプリを使う習慣をつけておきたい。

イヤホンとセットで音声学習が可能になったには、5Gが普及して動画などの大容量高速通信が視野に入るようになり、AIの性能や音声認識の精度が向上し、翻訳なども実用性が増してきたからだ。

書籍やCDを使った学習は三日坊主になりがちで、常に持ち歩くスマホは現代人の必須アイテムと言って間違いない。アプリをトップ画面にすることで、否が応でも目に入りやすくすれば習慣化するようになる。

スマホは片手で操作できるので、音声を聞いた直後に英文を書き取る「ディクテーション」、英文を聞きながらそのまま発音していく「シャドーイング」など、英語学習に求められるトレーニングには最適なツールかもしれない。

画像・音声再生に優れたアプリがインストールされていれば、英語の4技能を伸ばす総力戦のトレーニングには最適のデバイスとして、これからグーグル検索で自分に合ったアプリを探すことが重要だ。

AI英語教材　abceed

実は、TOEIC学習者の多くはまだ紙媒体の教材で英語学習に取り組んでいる。しかし、スマホと連動して音声学習・学習プラニングができるプラットフォームアプリが注目され始めている。スマホをフル活用し、英語学習を強化させるのは今しかないということ。

TOEIC受験者のほとんどがインストールしているというのが「abceed」というアプリで、愛用している対策書や教材と連動し、音声コンテンツや進捗管理などに活用するのが一般的だ。多角的な学習ができるだけでなく、持っている教材を使い倒すことができるようになる。

たとえば、「リスニング学習」はTOEICでも重要な得点源だが、英文を聞き取れるようになるには英語のスピードとリズムに慣れることが大前提だ。つまり、日本語訳をしないで英語を理解できる英語耳を身につけるしかない。

とにかく地道に英語を聞くインプットを何度も繰り返し、繰り返し学習に最適なスマホアプリを活用していくことが近道なのは当たり前のことだと思う。次に「スピーキング学習」については、やはり英会話教室の「マンツーマン英会話レッスン」が王道だ。

日本人にとって最もハードルが高いスピーキングは、一人では長続きしないことがわかっている。スマホの登場で英語学習環境は変わったが、あくまで音声を聞きながら発音を真似るシャドーイングくらいしかできない。

翻訳アプリは学習サポートしかできないので、英語ネイティブを探して英語で話す実践的なトレーニングをしなければ確実に身につけることはできないはずだ。その他、TOEICでは長い英文を読み慣れていないとスコアが稼げないため、「リーディング学習」も必要となる。

これまで王道だったのは英字新聞だったが、多読は挫折しやすく、購読を初めても1ヵ月どころか3日ももたない一日坊主になりやすい。そこで活用したいのがニュースサイトや自分のペースで学べる教材アプリだ。

最後の「ライティング学習」のベースになるのが語彙力と文法力で、コスパが良い「NHK英語講座」と「英英辞書アプリ」の併用で書く力は確実に上がっていく。やり込むほど英語力が血肉化するが、実際にペンで書いたり、キーボードを叩かなくてもライティング力はついていくはずだ。

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