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英語学習で最もやってはいけないことは挫折だが、学生時代に受験英語で挫折し、大学でも英語が嫌いになった経験は誰にでもある。

社会人になっても仕事関連で英語が嫌になり、TOEIC対策を始めてもなかなかスコアが上がらないという状態から抜け出せず、海外旅行でもまともに外国人と英語で話せないまま、ただ時間だけが過ぎていく。

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若い頃は、海外旅行に行っても何とかコミュニケーションを取れたが、年功序列で日本国内の狭い業界・社内だけでしか通用しなくなり、仕事で必要な英語もGoogle翻訳やDeepLに頼るようになり、日本語ソースの報道しか読まなくなった。

それに対して、政府のコロナ政策を疑問に思った方は年齢関係なく、英語ソースの情報を読み漁り、その後のウクライナ戦争の本質や物価高などにも対応している。日本語で情報を得ることは楽だが、内容が正しいかどうかを精査する必要がある時代の到来だ。

実際に、英語を読めない方々はワクチンを接種させられたり、マイナンバーを登録する確率が高いことがわかってきた。しかし、いつまでも日本語だけの世界で安心しており、これから起きることには対応できないだろう。

「習慣が続かないのは意志力が弱いから」という考え方が根本的に間違っている理由

興味深いことに、日本には世界情勢への意識だけは高く、欧米や中国経済にかなり詳しい方がいる。英語力は低くても外国文化が好きで、洋楽を聞いたり、ハリウッド映画を視聴することを趣味にしている。

そんな方々が取り組み英語学習というのは、いかに挫折しないで継続させることにある。実は、英語学習で挫折する原因は意志の弱さではないことから、自分がどうなりたいかを知ることでゴールが設定できるというわけだ。

世の中には、ゴールまで自分がどう進めていけばいいのか見えず、そもそも自分が現在どこにいるのか、どのくらい成長してのかさえわからない方々ばかりだ。だからこそ、自分の目標を設定してそこまでの過程を設計する必要がある。

まず目標までのスケジュールを立てたら、次はそこまでのプロセスを振り返ってみて現在地を確認し、これからどう学べばいいのかを知ることだ。このような仕組みで同じことを何度も繰り返しているうちに、英語力というのは自然と向上していくものだ。

しかし、途中で成長が止まったまま先に進めなくなることがあり、それを無視して問題集を解くだけになってしまうこともある。後になってそれがわかると、目標そのものがあやふやなものとなり、あるタイミングで挫折してしまうことになる。

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自分一人ですべてやろうとするから挫折する羽目になるのだが、英会話スクールに通ってみてカウンセラーから指導を受ければそんなことにはならない。ただし、マンツーマンの対面式で対応できるスクールは限られてくる。

一緒に伴走してくれながらアドバイスをくれるのは、マンツーマンに特化した英会話スクールだけであり、自宅学習の方法やレッスン内容を厳しく管理してくれなければならない。常に事実を明らかにし、正しいトレーニングができるようフィードバックしてくれる専門家が必要だ。

たとえば、TOEIC対策ではどのメディアの記事を読けばいいのか、またどの教材が自分に向いているのかなどは正しいアドバイスを受けることをお勧めする。英会話対策でも、上達するためのトレーニング方法を個人的に聞いてみることだ。

英会話は、口と頭を使うコミュニケーションであり、上達するためのアプローチはほぼ決まっている。ところが、スピードラーニングのようにただ英語を聞き流していたり、音読しているだけではいつまでたっても話せるようにはならない。

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