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教材選びは最初が肝心

いくらリスニングのトレーニングといっても、初学者の方が耳だけで意味を理解したり表現を拾ったりするのは難しいと思います。DVDには英語字幕が収録されているものもありますが、画面に表示される文字は台詞の一部です。できれば脚本を入手したほうがいいでしょう。

私がおススメしたいのは、「外国映画英語シナリオスクリーンプレイ・シリーズ」です。英語字幕にない台詞はもちろん、シチュエーションを説明する英文まで載っていて、日本語訳が添えられているので、「聞き取れない」「聞き取れたけれど意味がよくわからない」という時に気軽に参照できます。

慣用句や口語・俗語、固有名詞などの解説もついていますから、生きた英語表現を仕入れるのにもうってつけです。手元に用意しておくと、洋画を英語で見始める際のハードルが下がるでしょう。「スクリーンプレイ・シリーズ」でこれまでに出版されているのは約150タイトルほどですが、現在は入手できないものもあるので、目的に合ったものがあるかどうかはご自身でチェックしてみてくだい。

教材選びは、最初が肝心です。「とりあえずこれでいいかな」などと適当に選び、合わなかったりすぐに飽きたりして使わなくなってしまうと、英語学習そのものが中断してしまうことになりかねません。「この映画1本、脚本1冊を使い倒して完壁に自分のものにするんだ」という意気込みで、「これなら続けられる」と思えるものを選択しましょう。

ここまで、「大量の聞き流し」「集中して意味を聞き取るリスニング」「シャドーインの3ステップで行うリスニングのトレーニング法をご紹介してきました。このプロセスは、実はテストのためのリスニング対策としても有効です。

ナチュラルスピードの教材を多用すると、TOEICやTOEFLなどの試験ではリスニング問題のスピードがそれほど速くないと感じるようになります。これは、スキーでいったん上級者向けの斜面を滑ると、中級者向けの斜面が緩いと感じるのと同じこと。特にTOEICは、帰国子女の人が聞くとその不自然さに思わず笑ってしまうほどゆっくりなのです。私自身、この3ステップを実践した結果、TOEICのリスニングは早い段階で満点が取れるようになりました。ぜひ、みなさんも試してみてください。

何故、学習効果の高いマンツーマンスクールが少ないのか？

マンツーマンだとスクールの儲けが少ないから、英会話スクールはやりたがらないんです！

英会話スクールの仕組みとして、小さい金額でも6人とかのレッスンを
すれば、1度のマンツーマンレッスンの2倍以上の収益が出ます。

また、マンツーマンレッスンは先生一人を生徒に独り占めされてしまうため、その一人のレッスン料金が高くなり負担を負わせてしまう割に、スクールの儲けも少ないなど」、得が少ないのがシステムの現状です。

じゃあなんでマンツーマンの英会話スクールはあるの？

それでもマンツーマンレッスンを専門にしているスクールがあるのは、マンツーマンレッスン主体のスクールがビジネスではなく教育面を重視しているスクールだからといえます。
なおかつ、金額として格安でマンツーマンレッスンを行っているAtlasと7アクトは業界で一番ユーザーのことを考え、教育を重視しているのがよくわかります。