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コラム ネイティブも説明できない"a"と"the"の違い

在日25年のトーマス・ホリーズ氏は、ある時、勝手知ったる新宿で、アジア系外国人に次のように話し掛けられ、英語のネイティブスピーカーであるにもかかわらず、その簡単な質問に答えられず、絶句してしまったという。

"Can you help me? I'm looking for the department store."
(助けてもらえますか?デパートを探しています。)

もしも、"I'm looking for a department store."と訊かれたのであれば、最寄りのデパートをすぐに教えることが出来た。なぜなら、この場合の"a"は決まったデパートではなく、デパートなら何処でもいいという意味になるからです。

しかしながら、"the"と言われたので、その人が特定のデパートを念頭に置いていると思ってしまい、一瞬答えに戸惑いが生じました。結局、その後のやり取りで、その人が行きたいのは特定のデパートではないことが分かり、近くのデパートに案内したということだった。

このように、"a"と"the"の使い分けは極めて難しいものだ。

日本の英語教育では、一般に、「aは初めて出てきた時に付く(未知のものに付く)冠詞、theは2度目に出てきた時か、世の中に1つしかないものに付く(既知のものに付く)冠詞だ」と習うことが多い。

しかしながら、コミュニケーションの基本は、相手が知っていることは何かを考慮することであり、theは2回目、あるいは既知のことに使うというのは状況次第。theの厳密な定義は『文脈、状況、共有されている既存の知識などから相手(聞き手)がそれと分かる名詞につける』ということなのだ。

たとえば、○と△と□が並んだ「図1」があり、「図1の○を見てください」と言いたい場合は、" Look at the circle shown in Fig.1"というように、circleの冠詞はtheが正解。

日本の英語教育での教え方からすると、「初めて出てきたのだからaでは?」と思うかもしれないがこの場合、図1には○が1つしかないので、一目瞭然で聞き手に分かる場合はtheなのだ。

では、この「図1の円を見てください」という言葉に続けて、○が3つ並んでいる図2を指して「円を見てください」という場合はどうなるだろうか。2度目だから"Next, look at the circle shown in fig.2."と言ってしまうと、聞き手は混乱してしまうだろう。なぜなら、図2には3つの○が描かれているので、どの○のことを指しているのかが分からないからだ。

しかしながら、"Look at the circles shown in Fig. 2."(図2の複数の円を見てください)と言う場合は問題はない。3つの○すべてを指していると分かるのだから。

このように、1度目、2度目という時間的な順序だけではなく、その時の周囲の空間的な状況によっても、聞き手にとって既知の情報が何かは変わるものだ。加えて、「以前から持ち合わせている知識や常識を含めて、聞き手が知っているかどうかを考慮しなければならない」ため、そこを踏まえてaかtheかを判断しなければならないのだ。

このように日本人にとっては冠詞の使い分けはとても複だと言えるが、衝撃的なことに、ネイティブはaとtheの使い分けについて学校で教わることはないという事実がある。

英語を母国語とする人は、無意識に幼いころから相手が知っている情報かどうか考えてaとtheを自然に使い分けるようになるため、仮にその理由をうまく説明できなくても冠詞の間違いは犯さないものなのだ。

また、冠詞に関連する事柄として、もう1つ日本の英語教育において厄介なのは、ある名詞が数えられる名詞(可算名詞)なのか、数えられない名詞(不可算名詞)なのかについて、日本ではほとんど意識されていないということがある。

英語の辞書には可算・不可算の区別は明記されているが、受験用の単語集やTOEICの学習書などでは割愛されることも多く。しかしながら、可算か不可算かで意味が全く異なることもあるので要注意なのだ。

例えば、"scholarship"という単語の場合、"a scolarship"と言われた場合は、「aがつくということは可算名詞なので"奨学金"という意味」だと理解する必要があり、無冠詞で"scholarship"と言われた場合は「無冠詞ということは無可算名詞なので"学識"という意味だ」と判断しなければならない。

もっとも、日本の英語教育につきまとう、こうした困難さは無理ないことだ。

日本では日本語で高度な教育が受けられて、英語が出来なくても生きていくことが出来、また、英語を仕事で必要とする英語学習者は全体の2割にも満たないのだから。

加えて、日本語と英語は、言語の成り立ちや起源で分類する語族的にも遠く隔たりがある為、そもそも英語を学習するのは難しくて当然ともいえるのだ。

更に、8割の人にとって必要のない英語が、中学、高校、そしてついには小学校でも義務教育として課せられ、会社に入れば海外折衝と無縁の部署であってもTOEICのスコアが要求される時代。

英語を使って何をしたいのか、という具体的な目標や英語に触れ続けなければならない必然性がない限り、日本人が英語を身につけるのはなかなか難しいと言える。

グローバルな言語として現在英語が世界中を席巻しているようにも見えるが、例えば、東南アジアで話されている英語は、英米の英語とは異なる、現地でのみ通用する文法や単語も含まれたローカルな英語なのが現状。

aとtheを厳密に完璧に使いこなすというのは、勿論1つの立派な学習態度といえる。しかしながら、ここまで英語が世界に広がった現在、各自が英語を使って何がしたいと思っているのかを考えれば、英米で話されている英語を規範とし、それ以外を誤りとするというもは時代錯誤と言えるだろう。もう少し英語を広く捉えてもいい時代に入ったと考えるべきだ。

TOEICのスコアが伸びなくてイライラしてしまうことがあったら、8割の日本人学習者に英語は不要で、難しくて当たり前とか、それにもかかわらず、ネイティブ自身も説明できないaとtheの違いについて自分は分かったんだと思って、ちょっと一息ついてみてほしい。

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