「仕事のため」から「自分のため」に意識を切り替えよう
私が英語学習を本格的に始めたのは、社会人になってからです。学生時代は留学経験もなければ、日常で英語を使う機会も全くありませんでした。
ただ、子供のころから海外への憧れはずっと抱いていました。とくに、『兼高かおる世界の旅』という紀行番組が大好きで、『自分もいつか海外とつながる仕事がしたい』と漠然と考えていたのです。自分も社会人になり、その思いがよみがえってきたことが、英語学習を始めるきっかけでした。
社会人2年生のとき、当時勤務していた会社が提供する英語学習プログラムに参加。希望者が試験を受け、合格した人は会社が授業料を出して英会話学校に通わせてくれるというものでした。
朝7時半から8時10分までの40分コースで、出社前に週に3回から4回通いました。アメリカ人のネイティブ講師がビジネス英語を教えるコースで、5~6人で受講するグループレッスン。これを1年間続けました。
ただ、英語を習得するにはそれだけでは足りないと考え、当時放送されていたNHKラジオ講座『やさしいビジネス英語』も聞き始めました。夜10時台の放送を聴き、さらに放送の録音テープも購入して、通勤の行き帰りにウォークマンで聴いて、お手本と同じスピードで口に出す。もちろん最初はついていけませんが、その月の放送分を何度も繰り返して話しているうちに、約1ヵ月後には大体同じスピードで話せるようになりました。電車内でも、道を歩いている時でもやっていたので、周囲からは何かブツブツ言っている変な人と思われていたのかもしれません(笑)。
とにかく最初は、人が言うことを聴き取れないし、自分が言いたいことも口から出ない。それがものすごくストレスでした。途中で『私は英語の才能がないから、もうやめようかな』と思ったこともあります。それでも続けていたら、3年ほど経ったある日、突然英語が聞き取れるようになったのです。自宅でCNNのニュースを流していたのですが、不意に『あれ?意味が分かる!』という瞬間が訪れて、自分でもびっくり。それからは英語が楽しくなりました。
楽しくなかった時期も挫折しなかったのは、やはり『海外へ行く夢をあきらめたくない』という一心。英語学習が続かない人は、『昇進に必要だから』、『会社にTOEICを受けろと言われたから』といった事情で、仕方なく勉強しているケースが多いのではないでしょうか。それえはやる気を出すのも難しいでしょう。
私の場合は、海外への憧れがモチベーションだったので、英語を勉強するのはあくまで自分の為。会社の為でも、他人との勝ち負けを競う為でもありません。誰かに強制されたことはなく、ただ自分がやりたいことの為に英語を続けてきた。それが良かったのでしょう。
みなさんも、たとえ英語学習のきっかけは会社からの指示だったとしても、『せっかく英語を学習するのだから、その英語力を使って自分は何をしたいか』を改めて考えてみることをお勧めします。『自分は英語を使ってこれがやりたい』というものがあれば、勉強することが次第に楽しくなるはずです。
出社前の朝と仕事が終わった後の夜に勉強し、通勤時は引き続き『やさしいビジネス英語』を聴き、話す。上司や同僚からの飲みや遊びの誘いも断って、ひたすら勉強に打ち込みました。
この時のモチベーションは、『30歳までにキャリアを築きたい』ということ。いずれ結婚や出産も考えていましたから、その時期が来たらどうしてもキャリアにおいてハンデを負うことになる。それでも周囲から必要とされる人材であるには、若いうちからいろいろな勉強をしておくべきだと考えたのです。その最優先事項が英語であり、留学してMBAを取得することでした。
目標としてから約3年後、イギリスの大学院へ念願の留学を果たす。ところがそこで、新たな壁に突き当たった。
日本では英語に自信を持っていましたが、実際に海外へ行ったら、私の英語なんて赤子同然。英語の議論についていけず、何を言おうか考えているうちに発言できないまま終わってしまう。本当に情けない気分でした。
ただ、しばらくすると、他の人も議論の内容を完璧に理解しているわけではないと気付いたのです。活発に発言している人も、実は周囲と議論がかみ合っていないことも多い。つまり、誰の完璧な英語なんて話していないんですね。ネイティブでさえ、『三単現のs』が抜けていることがよくある。それがわかってからは気が楽になったし、間違ってもいいから積極的に発言するようになりました。
実際に外国の人とコミュニケーションすれば、英語に完璧さは必要ないと実感できますし、度胸や勇気もつくはずです。外国人が話す英語を真似ることも大事。自分の英語が通じなかったら、他の人の言い方を真似してみる。それが通じたらその単語や表現が自分のものになるし、英語を話すのが楽しくなる。こうしてトライ&エラーを重ねないと、ビジネスで使える英語は身につきません。
私自身がそうだったように、恥をかいた分だけ英語は必ず上達する。最初からカッコ良く英語を話したいなんて思わないことが、英語学習を楽しくする秘訣です。
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