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英語を話したことがない人は、自分は何ができて何ができないかもわからないと思います。そんな人には、事前学習としてオンライン英会話をお勧めしています。今のオンライン英会話は格安ですし、どこのオンライン英会話も無料体験レッスンがありますので、ぜひ挑戦してみてください。

オンライン英会話を実践することで自分の英語力を知ることができますし、英語を学ぶモチベーションも上がります。この時も、先ほどの知識→練習→実践というサイクルを意識してレッスンを受けてください。とりあえず場慣れすることが目的であれば、講師との雑談で実践を重ねるのもいいでしょう。

しかし、ある程度慣れてきたら、意識的に練習をしてください。カランメソッドで練習してみてもいいでしょう。カランメソッドに対応していないオンライン英会話でも、講師に瞬間英作文の例文を疑問系に変えて質問してもらい、即答する練習を繰り返せば、カランメソッドと同じようなトレーニングをすることもできます。

また、先ほどの自己紹介や英語学習の目的、専門分野の3つのトピックについて書いた英文を、オンライン英会話の講師にチェックしてもらうのもいいと思います。訂正してもらったものを暗記するくらい声に出して何度も何度も読み、次のオンライン英会話のレッスンの際に話してみてください。

講師に通じたら、そのフレーズは自分のものになっていきます。闇雲に話すのではなく、準備したものを使って練習することが重要です。新しい単語も意図的に取り入れていきましょう。ただし、「時制って何ですか？」「受動態って何ですか？」という状態の人は、文法からしっかり勉強していく必要があります。

動詞が複数ある文章を書いていても何が間違っているのかわからないという人もいます。そのような人はまだ英語を話すのは早いので、基礎の基礎から勉強していく必要があるでしょう。オンライン英会話も、多少の知識がある人が対象です。

単語を覚える際の注意点があるので、ここで触れておきます。日本の教育では発音を学ばないので、発音記号が読めない人が多くいます。だから、単語の意味もスペルも知っているのに音がわかりません。当然聞き取れないし、話せません。

英語が話せるようになりたいと思ったら、発音を意識して音を覚えていく必要があります。単語を覚える時は、必ず音を聞いて発声するようにしてください。単語の勉強も、知識→練習→実践です。本を見てノートにいくら書いても「知識」でしかありませんし、実践で使っていない単語は会話で使えません。

会話で使えない単語は、実践で全く使っていない単語がほとんどです。見たことがある単語なら、知識にはなっています。あとは、練習して実践すれば、会話で使えるようになるのです。単語は出会いだという講師もいます。無理に覚えようとしなくても、何度も出会えば自然に覚えていきます。

生活の中で知らない単語と出会ったら、わからないままにせず、すぐに調べてください。自分の体験と関連した単語は記憶に残りやすいものです。逆に、あまり出会わない単語は無理に覚えなくてもいいかもしれません。ただし、試験用の単語は日常会話で出会う頻度が少ないことがあるので、あえて暗記する作業が必要になります。

英語のリズムに慣れるには、洋楽を聞くのもお勧めです。生徒を見ていると、普段から洋楽を聞いていた人は会話力が伸びるのが早いと感じます。もしあなたがカラオケ好きなら、英語の歌を１曲覚えていってもいいでしょう。

外国人はカラオケが大好きです。下手でも気にせず２曲連続で歌うくらい好きです。もしかしたら講師とカラオケに行くことがあるかもしれないので、準備しておきましょう。「英語学習　歌」とネットで検索するといろいろな歌が出てくるので、自分の好きな歌を探してみてください。

英会話スクールに通う前の事前学習の方法はいろいろあります。自分に合ったものを選び、その勉強の意味をしっかり理解して、レッスンの効果を上げられるような事前学習をしていきましょう。