親子でのセミ・プライベートレッスンのすすめ
最近では、親子とのセミ・プライベートレッスンが流行り出しています。親子レッスンとは親子で一緒にレッスンを受けることです。ジュニアレッスンとはまだ幼いうちから子どもが一人でレッスンを受けることを指します。
私は、この親子レッスンとジュニアレッスンに価値があると感じています。子どもは英語の習熟も早いですし、幼いころに外国で英語を学ぶと、人生の可能性が広がります。日本ではまだまだ子どもが一人で外国人によるマンツーマンレッスンを受けるのに抵抗がある親が多いようですが、子どもをしっかりサポートして挑戦するつもりであればぜひトライしてほしいです。
お隣の韓国では30年近く前から子どもの英語教育をマンツーマンレッスンで行っています。韓国の英語学習はの半分が親子レッスンを経験していると言われていて、その結果は彼らの高い英語力に反映されています。
韓国人の子どもが本気で勉強している様子を見ると、日本は国として負けているという危機感を持ってしまいます。親子レッスンに関しては韓国から学ぶことが本当にたくさんあると感じます。韓国人にとっての親子レッスンは完全に子どもへの投資です。英語ができないと就職できないので親は必死なのです。
中学、高校、大学生の子どもを語学学校に送り込むのもそういう理由です。さすがに子どもが幼稚園児や小学生の場合は一人で行かせるのは不安なので親子レッスンを受けています。親は自分が勉強するためではなく子どものサポートに来ているので、レッスンを受けないこともあります。
最初は不安でも、一度親子レッスンを経験して大丈夫だと判断すると、翌年には子どもが一人でマンツーマンレッスンを受けるようになります。それがジュニアレッスンの始まりです。英会話レッスンにはお金がかかるので、子ども一人で行くことができるならそのほうが安く済みます。
韓国の語学学校では、親子レッスンとジュニアレッスンの対象として小学1年生から受け入れているところが多く、一部の学校ではベビーシッターまでつけてくれます。ジュニアレッスンを長くやっている韓国の語学学校では、カリキュラムも洗練されており、英語だけではなくスポーツをさせたり、モールで買い物をさせたりしています。世界で起きていることを経験させ、人間力を育てる工夫がされていて、子どもにとっても楽しいようです。
一方、日本国内の親子レッスンは大きく分けて2種類あります。一つ目は、サマーキャンプと呼ばれるパッケージツアーのようなものです。短期で日程も決まっており、プログラムの中には英語の勉強だけでなく、アクティビティーも含まれています。
二つ目は、親と子どもと一緒に経験するものです。この場合は基本的にはアクティビティーは含んでいません。1日6時間ものレッスンが普通に行われることもありますが、レッスン時間は子どもの年齢によって変わります。
集中力のない子どもはそもそも長時間座っていられないので、レッスンは長ければいいというわけではありません。また、子どもの英語力によってカリキュラムも変わります。英語に慣れに来たのか、英語をブラッシュアップしに来たのかによって、必要な学習は異なるからです。
ただ、小さい頃から英語学習をしている子どもが多く、長時間学習にも慣れているので、大人と同じようなカリキュラムをこなしてしまいます。教育熱心な親が多いのでインターナショナルスクールに通わせているなど、ある程度英語力がある子どもが多いです。
また、ある程度英語力のある子どもの場合は、インターナショナルスクールに入学する場合もあります。このように説明すると、「インターナショナルスクールに通っていて、英語に慣れている子どもじゃないと難しいんじゃない?」と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、現時点での英語力はさほど関係ありません。英語に興味があるのならば、ぜひ体験してみるべきです。初級者であればアルファベットから丁寧に学んでいけます。子どもは、知らない言語でのレッスンに大人よりもスムーズに対応することができます。
それは、子どもと大人の勉強のメカニズムが異なるからです。子どもは、耳で聞いたことを真似するように言語を習得していくことが大人より得意です。ですから、勉強させるというよりも、おもちゃを使いながら楽しませる、興味を持たせてあげることが大切です。
誤解して欲しくないのは、夏休みに1回参加したからといって、子どもの英語力が劇的に上がるわけではないということです。子どもの初めての留学で期待できるのは、英語に対する恐れや躊躇をなくして、外国の人と話すことに慣れ、楽しめるようになるということです。そして何より、子どもが英語に興味を持つようになることです。
幼いころに英語環境で生活しても、日本に帰ってきて英語を全く使わないと英語力はなくなってしまいます。それだと意味がないと考える人もいます。しかし、言葉は忘れても「海外の人と触れ合った」という楽しい記憶は残っています。
そういう子どもは、海外に対する恐れがなかったり、海外に行きたい気持ちが潜在的に残っていたりして、そのうち自ら留学することも多いのです。子どもの将来の選択肢を増やしてあげることはとても大切です。ぜひそのきっかけを与えてあげてください。
きっかけ作りの親子レッスンですから、費用が高い大手英会話スクールよりも、お手頃な中小規模スクールのマンツーマンレッスンがお勧めです。韓国の親子レッスンの歴史と現状は前述の通りですが、日本の親子レッスンは少し状況が違います。
不思議なことに、日本では親が主体の親子レッスンが多いのです。親が英語を学びたくて、子どもを連れて英会話スクールに行くのです。自分が勉強をしている間は、子どもを託児所に預けたり、ベビーシッターや講師に子どもの面倒をみてもらったりする親もいます。
英会話レッスンが日頃の子育てや家事の息抜きになって楽しいようです。親のスタンスで親子レッスンの中身はこんなにも異なるのかと驚きます。親子レッスンに行くとハマってしまい、毎年夏になると親子レッスンを受ける人もいますから、もっと日本人に親子レッスンが広まってほしいと思っています。
ただ個人的には、日本人の間にも子ども主体の親子レッスンのニーズがもっと増えるといいなと思います。親子レッスンができる英会話スクールを選ぶ際には、子どもの性格や親の英語力を考慮してください。親子レッスンの実績が豊富なのはマンツーマンレッスンに特化したスクールです。
大手スクールは、グループレッスン中心に運営してきたため、意外にも歴史はまだ浅く、子どもの受け入れ実績もまだまだ少ないのです。しかし、そのような環境でも親が子どもをフォローできるのであれば、大手スクールも良いと思います。
ただ、親が全然英語ができないのに大手スクールに行ってしまうと、いろいろな場面で困惑してしまう可能性があるので、その場合は中小規模のマンツーマンレッスンに特化したスクールを探したほうがいいでしょう。
ただ、基本的に小規模スクールは子ども向けなので大人向けのカリキュラムがないことも稀にあります。英会話スクールを選ぶ際には、各スクールに問い合わせて確認したほうがいいでしょう。たとえ親が主体で勉強する場合でも、必ず親子レッスンで検討している旨を伝えましょう。
子どもの年齢や性格、そして英語力をできるだけ具体的に担当者に話しておくことで、スクール側の受け入れ体制がどの程度なのかを事前に把握することができます。
最後に、親子レッスンで最も大切なことは、親から子どもへのサポートです。初めての英会話レッスンなら子どもが困惑するのは当然です。日本人と肌の色が異なる外国人講師を怖がってしまったり、知らない人に囲まれて緊張してしまったりすることがあります。
レッスン中は講師に任せてもいいのですが、子どもにどれくらい寄り添っているべきか、という判断はスクールではなく親がしてください。子どものためにうまく英会話スクールを使いましょう。
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何故、学習効果の高いマンツーマンスクールが少ないのか?
マンツーマンだとスクールの儲けが少ないから、英会話スクールはやりたがらないんです!
英会話スクールの仕組みとして、小さい金額でも6人とかのレッスンを
すれば、1度のマンツーマンレッスンの2倍以上の収益が出ます。
また、マンツーマンレッスンは先生一人を生徒に独り占めされてしまうため、その一人のレッスン料金が高くなり負担を負わせてしまう割に、スクールの儲けも少ないなど」、得が少ないのがシステムの現状です。
じゃあなんでマンツーマンの英会話スクールはあるの?
それでもマンツーマンレッスンを専門にしているスクールがあるのは、マンツーマンレッスン主体のスクールがビジネスではなく教育面を重視しているスクールだからといえます。
なおかつ、金額として格安でマンツーマンレッスンを行っているAtlasと7アクトは業界で一番ユーザーのことを考え、教育を重視しているのがよくわかります。


マンツーマン専門の英会話スクール口コミ一覧
- Atlasマンツーマン英会話
- アップルK
- 英会話ビギン
- ET NAVI
- イングリッシュビレッジ
- Eigo pass
- エイム
- Enjoy lesson
- GABA
- GLOBE
- ロゼッタストーンラーニングセンター(旧sala英会話)
- 7アクト
- Senseinavi.com
- Talkmete
- ネイティブ先生ドットコム
- ハッピー英会話
- ハロー先生ドットコム
- My-sensei.com
- ランゲージハウス札幌
- b私の英会話
- One UP マンツーマン英会話
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