英語力とコミュニケーション能力はまったく違うスキル
「日本人が多い環境では英語は学べない」「マンツーマンの英会話スクールに通いたい」「日本語が全く通じない環境に行くために留学したい」という話もよく聞きます。ここでよく混同されがちなのが、英語力とコミュニケーション能力です。
英語ができるようになりたいという時に、多くの人が英語力とコミュニケーション能力を一緒に捉えているように感じます。コミュニケーション能力とは、他者とコミュニケーションを上手に図ることができる力のことです。
英語力が低くても、外国人とコミュニケーションができる人はいます。例えば、物怖じしない人や話のネタが豊富な人、ボディー・ランゲージができる人、アイコンタクトをとりながら話せる人、相手の立場を理解できる人、そして推測力のある人などはコミュニケーション能力が高い人です。
そういう人は、コミュニケーション能力が英語力をカバーすることができるので、英語力が低くてもコミュニケーションを取ることができます。典型的な例が、一部の俳優やお笑い芸人たちです。グーグルで検索すれば動画がたくさん出てくるので、見たことがない方はぜひ見てみてください。
一方、英語力は適切な文法や語彙を使ってきちんとした会話ができたり、英文を書くことができたりする力です。これは、勉強しなければ身に付きません。英会話スクールに通ったり、海外留学に行って、英語を話す環境に身を置いたからといって、自然と英語力が上がるわけではありません。
英語力を伸ばすためには、現在の自分のレベルをきちんと理解し、地道に勉強をするしかないというわけです。外国人と会話をする時には、英語力とコミュニケーション能力のどちらも必要になります。
一般的に、コミュニケーション能力が優れている人は、なんとなく意思が通じてしまうので、ある程度まで伸びてからは意識的に鍛えないと英語力は上がっていきません。自分の弱点を補強して、バランスよく鍛えてください。
英語を話す環境では、コミュニケーション能力は磨かれますが、お互いの英語レベルが初級であれば、英語力は非ネイティブ間ではたいして伸びません。お互いに間違った英語でコミュニケーションをするからです。
大手英会話スクールや留学に何年もの時間をあてることができる場合や、年齢が若い場合は、英語を話す環境に飛び込むだけでも英語力が上がる可能性はあるかもしれません。しかし、大人が短期間で英語力を上げようと思うなら、指導者のもとで文法や語彙からきちんと勉強するしかありません。
ですから、日本人の英語講師をネガティブに思う必要はありません。コミュニケーション能力ではなく英語力を身に付けたい場合には、むしろ日本人講師から勉強方法を学んだほうが早いのです。
特に、英語初級者が文法を学ぶなら日本語で学ぶほうが理解しやすいと思います。英語の勉強は、留学が唯一の選択肢ではないですし、英語の勉強に終わりはありません。英会話スクールや留学に行ったら英語がマスターできるというわけではないのです。
英会話スクールや留学はあくまで英語学習のカンフル剤です。瞬間的に刺激を得ることはできるけれど、英語学習は留学から帰ってきても永遠に続きます。終わりのない、長い道のりです。英語を学ぶのに、英会話スクールか留学か、という比較もナンセンスです。
ずっと勉強していく過程で、その時の目的に合った方法を選ぶことが重要です。その中で、英会話スクールや留学が今の自分に合うと思うのであれば、マンツーマンレッスンで教えてくれて、コストパフォーマンスに優れているのであれば、その学校は選択肢の一つであると思います。
大手英会話スクールでマンツーマンレッスンを受けると、クーポンを利用しても1レッスンあたり50分6000円ほどかかり、年間60万~100万円程度はかかります。ところが、毎回払い制のマンツーマンレッスンに特化したスクールでは1レッスン60分3000円程度で通うことができるのです。
時間を作ることができるのであれば、逆に国内でもそのような英会話スクールに通わない理由がないと思います。英語学習は、日本でも海外でもどこでもできます。海外でしかできないこともあれば、日本でもできることもありますが、英語力を上げるための手段はたくさんあります。
海外留学もあくまでも一つの手段です。留学自体が目的になってしまっては本末転倒ですから、自分の英語力を上げるための手段として国内の英会話スクールを検討し、海外留学するなら現地でしか得られないものを吸収してきてほしいと思っています。
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何故、学習効果の高いマンツーマンスクールが少ないのか?
マンツーマンだとスクールの儲けが少ないから、英会話スクールはやりたがらないんです!
英会話スクールの仕組みとして、小さい金額でも6人とかのレッスンを
すれば、1度のマンツーマンレッスンの2倍以上の収益が出ます。
また、マンツーマンレッスンは先生一人を生徒に独り占めされてしまうため、その一人のレッスン料金が高くなり負担を負わせてしまう割に、スクールの儲けも少ないなど」、得が少ないのがシステムの現状です。
じゃあなんでマンツーマンの英会話スクールはあるの?
それでもマンツーマンレッスンを専門にしているスクールがあるのは、マンツーマンレッスン主体のスクールがビジネスではなく教育面を重視しているスクールだからといえます。
なおかつ、金額として格安でマンツーマンレッスンを行っているAtlasと7アクトは業界で一番ユーザーのことを考え、教育を重視しているのがよくわかります。
マンツーマン専門の英会話スクール口コミ一覧
- Atlasマンツーマン英会話
- アップルK
- 英会話ビギン
- ET NAVI
- イングリッシュビレッジ
- Eigo pass
- エイム
- Enjoy lesson
- GABA
- GLOBE
- ロゼッタストーンラーニングセンター(旧sala英会話)
- 7アクト
- Senseinavi.com
- Talkmete
- ネイティブ先生ドットコム
- ハッピー英会話
- ハロー先生ドットコム
- My-sensei.com
- ランゲージハウス札幌
- b私の英会話
- One UP マンツーマン英会話
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