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いまや英語を勉強する時間がないという言い訳は通用しなくなりました。英語を学ぶ目的を明確にし、目標に向けて進んでいくしかありません。

実際に身につけたい英語力やTOEICの目標スコアは人によって様々です。例えば、英語学習から大学受験とTOEICを外すと、英語学習はシンプルになると思います。ネイティブではない以上、完璧な英語を目指す必要はないわけです。

最初は2～3割しか英語が通じなくても、相手が興味を持ってくれると質問してくるはずです。会話を重ねるうちにいつの間にか7～8割は通じるようになります。実際、トランプ大統領のスピーチを聞いても、日本の中学生レベルの簡単な英語で構成されているのが分かります。

一方、英語の基礎力はあるのに全く使えない人も増加していることが分かっています。例えば、TOEIC700点以上でも英語が話せない人が増えています。特に、30～40代の会社員や管理職によくある傾向となっています。

英会話の練習というのは一人でもできます。英語の知識を口から出すには音読練習が効果的です。英文を繰り返し声に出して読むうちに発音とリスニング力がアップします。手元にテキストがない場合は、英数字やアルファベットを早口で唱えるだけでもネイティブの発音に近づけることができます。

とにかく口から英語を出すことに慣れてきたら、海外企業との会議や面談に発言するようにするべきです。その際に、雑談を挟めるようになると人間関係はさらに円滑になっていくはずです。

ただ、今まで以上のキャリアパスを目指すビジネスパーソンなら、まずはTOEICスコアを上げることが必要になる場合があります。2016年5月に新形式に移行したTOEICテストは、従来の攻略法が通用しなくなりスコアダウンに悩む受験者が増えていることが分かっています。

全てのビジネスパーソンにとって英語は切っても切れない存在になりつつあり、企業の英語熱は年々高まるばかりで、TOEIC400点以下の社員の英語力底上げに悩む企業も増えているようです。もはや英語学習は待ったなし、今こそ英会話スクールに通い、成果を上げるべきなのです。