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英語耳をつくるためのトレーニング（３）「オーバーラッピング」「シャドーイング」

「オーバーラッピング」とは、テキストを見ながら音声と同時に音読し、リズムやスピードを確認することです。

まずは、CDやスマホアプリなどで音声を再生し、できるだけ音声と合わせるようにテキストを音読していきます。繰り返していくうちに発音が苦手な単語やフレーズが出てくるはずです。

その苦手な単語やフレーズを何度も繰り返し聴いて、その音の特徴やリズム、スピード、リエゾンのコツをつかみ、最初はゆっくりと口に出していきます。その後はスピードを徐々に上げていき、口からスムーズに発音できるまで続けていきます。

予想以上に時間がかかるトレーニングではありますが、発音できるようになれば聞き取れるようにもなります。このように、苦手なところを克服したらもう一度最初から音声を再生し、全体的にオーバーラッピングをしていきます。

再生される音声と同じスピードでテキストを読めるようになれば、次は「シャドーイング」です。今度はテキストを一切見ずに音声だけを聴いていきます。音声が流れたらすぐに真似をして同じことを口に出すトレーニング法です。

1秒でも遅れると置いていかれてしまいますので、最初は無理についていくことはせずに、次のセンテンスから再開していきます。しかも、あくまで暗記するのではなく、音声を真似て口に出すことが目的です。

イントネーションやアクセントなどに意識を集中させ、何も考えないで真似ていくのがポイントです。置いていかれなくなれば完成です。

「リスニング」というトレーニング法は、実は集中力を養うためのもので毎日行っていく必要があります。1日30分ずつを通勤・通学時間などを利用してイヤホンをつけて行います。黙読は声を出さないまま読んでいく方法ですが、イヤホンをしてままでいると大きな声を出してしまう恐れがあります。

特に、電車内では周りの乗客に驚かれてしまうので注意してください。その他、昼休み時間や就寝前などの空いた時間を利用していきます。当然、どこにでも持ち歩けるスマホでリスニングをしたり、テキストを読んだりすることが最も便利です。

前回も紹介しましたが、「Audipo」という無料音声アプリをインストールすると、繰り返し再生や速度調整、テキストをコピペしてくれる機能もあります。また、データが保存ができるのでいつでもどこでも聴いたり、読んだりできるようになりました。

その他、無料スマホアプリの「Radiko」をインストールすると、英語のラジオ放送なども聴くことができます。このように、今はあらゆる音声やテキストがインターネット上には溢れており、様々な英語に触れていくことでレベルを確実に上げていくことができる時代であるということです。

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何故、学習効果の高いマンツーマンスクールが少ないのか？

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じゃあなんでマンツーマンの英会話スクールはあるの？

それでもマンツーマンレッスンを専門にしているスクールがあるのは、マンツーマンレッスン主体のスクールがビジネスではなく教育面を重視しているスクールだからといえます。
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