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英語4技能の「聞く」「話す「書く」「読む」の中で、最も難しいのが「書く（ライティング」です。「読む」よりも「書く」ほうがハードルが高いことは誰も知っています。

また、「書く」ことはある程度時間をかけられるために、「話す」よりも正確性が求められています。「話す」ことは、多少文法を間違えても通じさえすれば何とか仕事ができます。

電話対応やプレゼンで重要なのは、英語の正確性よりも熱意です。しかし、書いた文章はいつまでも残っていきます。間違った文法で書かれた英文資料は、内容が良くても信用されないと判断されかねません。

また、不自然な英語のメールを送信すると、相手が疑いを持つさえあります。日本にいて海外とやり取りしているビジネスマンは、電話やプレゼンなどで英語を話すことよりも、メールや書類で英語を書くことのほうが多いと思います。

つまり、「書く」ことが重要なのは明らかですが、どのように英語を書くことを勉強するかです。自分なりに英文を書いてみても、誰かに見てもらう必要があります。英語ネイティブに添削をお願いしても、実力の範囲内でしか書けないのが現実です。

だから、なかなかライティングのスキルが伸びないのですが、英会話スクール、特にマンツーマンで添削してくれる場所があれば問題ありません。しかし、その前に英語を読む量を増やすことも大切です。

たくさんの英文を読むことで、英文の型が身に付いてライティングのスキルが高まることがあります。そして、さらに英語を聞く量を増やし、それをディクテーション（書き取る）していくとボキャブラリーやフレーズを覚えていくことができるようになります。

また、英文を日本語訳する方法もあります。そして、書いた日本語訳を見ながら英語訳して書いていく方法もあります。最後に、元の英文を見ながら間違っていた箇所をチェックするというものです。

このように、何度も同じ英文を繰り返し書いていくことです。ただし、英文は日本語と違って主語や述語の並びが複雑にできています。名詞が複数の時に変化することもあり、考えながら書いていくのが理想的です。

ところが、日によって気分が優れなかったり、疲れていることもあるかと思います。モチベーションが低い時などには、何も考えずにひらすら英語を読んだり、聞いたりして楽しく触れるだけにしておきましょう。

同じことを何度も繰り返すことによって、英文の型のようなものが体に刷り込まれていくと思います。発音などは外部からの強制やチェックが必要ですが、英語を書くことは自分一人でもできることです。

英文は、文法を理解してボキャブラリーを増やすことで書けるようになると思っている人がいますが、それでは自然な英語にはなりません。実際にアメリカやイギリスなどで使われている英文を身に付けることが求められています。

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