科学的根拠より「安全に見える」というイメージに頼るだけの某大手英会話スクール
学校でフェイスシールドは必要なのか?「明らかに過剰」「障害ある子どもに配慮を」
某大手英会話スクールでは、すべての講師にマスクとフェイスシールドを装着させた上でレッスンを再開しています。教室内では、飲食する以外は常に原則装着するということでした。
私は、ホームページや映像を見て驚き、常識を逸脱しているとしか思えませんでした。通ってくる生徒や子どもの保護者たちは、これを異常とは感じなかったのでしょうか?
学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~
例えば、文部科学省が定めた「新型コロナ感染に伴う学校の衛生管理マニュアル」を確認してみましたが、フェイスシールドについての記載は一切ありません。専門家は、飛沫はマスクで防げると考えており、このマニュアルを作る際にフェイスシールドについて言及されることはありませんでした。
実際に、フェイスシールドを装着したままレッスンを行っている外国人講師の多くは「息苦しい」とSNSなどでツイートしています。フェイスシールドによって具合が悪くなったり、授業ができなくなり講師も出てくるのではないかと思えてなりません。
https://www.gaba.co.jp/news/oshirase200407.html
しかし、マスクで表情が見えない上、発音するために口の動きも見えないのでは、果たして「英会話レッスン」と言えるのでしょうか?ただ、カネ欲しさにスタッフも講師も働きに出てきているだけで、会社としても「安全に見える」というイメージだけで運営しているように感じました。
ホームページには、「皆さまに安心してサービスをご利用いただくために…」とのことですが、これからの季節、熱中症の原因になると思います。NHKの報道では、すでに熱中症の疑いで病院に搬送された人が5月中、東京都内だけで128人もいます。
そもそも、視界の自由を制限されてレッスンをする講師や、講師の表情が見えない状態で英語を話す生徒にとって、本当に意味などあるのでしょうか?「お互いに感染者かもしれない」という猜疑心を植え付けるようなものであり、精神衛生的にも健全とは言えないでしょう。
英会話スクール以外でも、営業を再開した百貨店やホームセンターなどの店舗で、従業員がフェイスシールド姿で接客するケースが全国で見られるようになりました。「安心・安全」が名目となっています。
コンビニやスーパーでもビニールシートが設置されているが、最近は店員の顔を見なくなったと感じます。店員も客の顔や目など表情を全く見ていないようで、ただレジ作業しているだけのロボットのような存在になりつつあるように感じます。
また、厚生労働省のガイドラインでは、「フェイスシールドは主に眼の結膜からの感染を防ぐために用いる」と書かれています。
事業者・職場における新型インフルエンザ対策 ガイドライン(改定案)
その効果について調べてみると、販売業者が「飛沫を防止できる」「この材質はウイルスを通さない」と説明してはいても、「フェイスシールドを装着すれば、感染症を予防できる」という科学的データを示した論文は一切見つけられません。
結局、カネを儲けたいだけの某大手英会話スクールでは、「新型コロナが怖い」という感情だけに引きずられ、冷静な判断ができなくなっているどころか、今年1月までのことすら忘れてしまっていると思えます。
実態と解離した「感染対策」を生徒に押し付け、「安心・安全」と標榜するのは事実やデータよりも感情にとらわれた末に「やっている感」をイメージ的に演出したいというエゴイズムであり、それは、責任逃れの体質から生まれるものではないでしょうか。
コロナ後の「ニューノーマル(新常態)」とは、コロナ以前のことを忘れ、人間性を失うということなのでしょうか?生徒からカネだけ取って、コミュケーションを取らないということなのでしょうか?
企業経営者なら、事実や実態に即した冷静な判断で社会を健全に引っ張っていくべきです。そして、これから大手英会話スクールはますます妙な行動を取っていくことになるはずです。
次の記事へ>>>6月から9月までの英会話スクール業界の現状
何故、学習効果の高いマンツーマンスクールが少ないのか?
マンツーマンだとスクールの儲けが少ないから、英会話スクールはやりたがらないんです!
英会話スクールの仕組みとして、小さい金額でも6人とかのレッスンを
すれば、1度のマンツーマンレッスンの2倍以上の収益が出ます。
また、マンツーマンレッスンは先生一人を生徒に独り占めされてしまうため、その一人のレッスン料金が高くなり負担を負わせてしまう割に、スクールの儲けも少ないなど」、得が少ないのがシステムの現状です。
じゃあなんでマンツーマンの英会話スクールはあるの?
それでもマンツーマンレッスンを専門にしているスクールがあるのは、マンツーマンレッスン主体のスクールがビジネスではなく教育面を重視しているスクールだからといえます。
なおかつ、金額として格安でマンツーマンレッスンを行っているAtlasと7アクトは業界で一番ユーザーのことを考え、教育を重視しているのがよくわかります。
マンツーマン専門の英会話スクール口コミ一覧
- Atlasマンツーマン英会話
- アップルK
- 英会話ビギン
- ET NAVI
- イングリッシュビレッジ
- Eigo pass
- エイム
- Enjoy lesson
- GABA
- GLOBE
- ロゼッタストーンラーニングセンター(旧sala英会話)
- 7アクト
- Senseinavi.com
- Talkmete
- ネイティブ先生ドットコム
- ハッピー英会話
- ハロー先生ドットコム
- My-sensei.com
- ランゲージハウス札幌
- b私の英会話
- One UP マンツーマン英会話
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