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TOEIC300点台の人の学習方法　パート2と5でスコアアップ

学生時代から英語が苦手と感じていた人であっても、TOEIC対策を少しやるだけでも300点台は当たり前のように到達できます。

TOEICは合計200問から構成され、最高得点は990点です。そして、全てマルチプルチョイス（4つの選択肢）ですので、仮に全問にAを選択しても25％の確率で正解することができます。

TOEIC300点の人に知って欲しい強化ポイント、勉強法と単語帳＆参考書

まずは、自分の英語レベルで解答できる問題を増やし、難しく感じる問題は25％の確率にかけるしかありません。「運も実力のうち」と言われるように、ある程度は運に任せることも大切です。

TOEICの問題は、大きく分けて7つのパートに分かれていますが、300点台レベルではパート2のリスニング問題（応答問題）は3つの選択肢しかありません。直感で選んでも33％の確率にハネ上がります。

また、パート5は短文の穴埋め問題ですが、解答パターンが決まっているのでスコアを上げやすくなっています。中学英語で習う名詞と動詞、現在形と過去形さえ知っていれば正解することができるボーナスパートです。

この2つのパートで必要なのが、文法の知識と単語力、そしてリスニング力です。英語の基礎となる英単語を増やすには、一度に完璧に暗記しようとせず繰り返して音読することです。単語数が多ければ、理解できる英文も増えてきます。

このように自然に英語を頭に入れていくことで、短期間でも1000語以上は新しい英単語を自分のものにできると思います。英単語は和訳するのではなく、意味をイメージで覚えていきます。ちなみに、TOEICは選択テストなのでスペルを正しく覚える必要はありません。

次に文法力を高めるには、TOEIC問題でよく出るパターンを何度も繰り返して音読することです。内容を人に説明できるまで、理解するイメージで覚えていきます。パターンを自分のものにしたら、その中に自分の知っている単語を入れ替えして応用していきます。

最後に、リスニングを身につける方法としてTOEIC教材の問題と解答を聞き、すぐに口に出すリピーティングで音読することで効果が出てきます。英語は、単語と単語の音がつながるリエゾンがあり、独特のリズムを身につけなければ聞き取れません。

テストの一週間前には、英単語を音読する回数を増やし、本番のテスト形式に慣れておくために模擬テストを解いておくことも必要です。テスト前日には、十分に睡眠を確保して実力を発揮できるように体調を整えておきます。

テスト時間は午後からなので、朝から食べ過ぎないようにしておきます。お腹を壊し、何度もトイレに駆け込むようなことにならないためにも炭水化物を控えめにし、血糖値を上げないようにします。

基本的にTOEICは時間との勝負なので、テスト本番ではすぐに解けそうな問題だけに集中していきます。一目見て、簡単には解けそうもない問題はスルーし、後で取りかかるように覚えておきます。

どれだけ効果的に準備してきたかがスコアにつながりますが、テスト当日はこれまでやってきたことを振り返って自身を持つようにしましょう。

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