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TOEIC700点台の人の学習方法　リスニングを1.5倍速で聞き、口真似で練習する

700点台の人は、これから着実にスコアアップするためには、TOEICテストによく登場する単語や言い回しの知識を増やしていく必要があります。

しかし、長らくスコアに伸び悩んでいる人は英文を読む際にわざわざ単語の意味を思い出そうとすうとし、英文の構造を見極めるために文法的に考える傾向があります。日本語ならいちいち考えなくても理解できますが、英語になるとそうならないことが原因です。

つまり、TOEICテストを「英語⇔日本語」で必死に解こうとしているわけです。一方、800点台の人は英語を聞いたり、読んだ瞬間に自動的に意味が理解できるほど慣れ親しんでいると思います。

TOEICに登場する難解な単語や文法でも、聞いたり見たりした瞬間に自動的に問題を処理できるようなるまで脳をなじませることしかありません。結局、英語に限らず語学というのは「慣れの積み重ね」であり、自動的に判断することが重要です。

そうしたことを踏まえた学習方法ですが、パート1～4までのリスニングでは自分がイメージしている音と英語ネイティブが発音する音が違って聞こえ、単語が認識できない壁を乗り越えることから始めていきます。

洋画や海外ドラマ、教材のCDなどリスニングを何度もこなし、英語ネイティブの英語に慣れることです。出演者と同じスピードで発音を口真似し、息継ぎまで参考にして発声することで自分のモノにしていきます。

ビジネスマンは、自分が気に入っている著名人の動画スピーチで練習しながら、プレゼンや交渉などで使えるレベルにまで仕上げていきます。英語の発音に随分慣れてきたと感じたら、次のステップにいきます。

リスニングの学習法で効果的なのが、できるだけ速く英語を話す練習を重ねることです。TOEICでは、1分間で約200語のスピードで話をしています。1分間に200語以上の英文を話すことができるようになれば、さらに早口の英語でもついていけるようになっていきます。

パート5～7のリーディングについては、文法的に理解できていない部分があると思います。たとえば、パート5で意味を理解していなかったり、パート6や7の長文の意味を正確に読み取れていないと考えられます。

公式問題集の英文を、解説や日本語訳で確認して理解した後、意味を思い浮かべながら英文を何度も繰り返して音読していきます。見た瞬間に意味が理解できるようになるまで繰り返し、単語や熟語の使われ方に注目していきます。

最後に、リーディング対策の仕上げとして、難しく感じた単語や熟語を音読してスラスラ読めるまで確認する練習をしていきます。本番の1週間前は、これまで使ってきたTOEIC対策教材や問題集を使って英文に慣れていきます。

このように、700点台の人は英語を自分の脳に定着させるため、音声スピードを1.5倍まで速める高速再生でリスニングやスピーキングを強化させることもできると思います。より効果的な練習をすることで、800点台はすぐにクリアできるはずです。

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