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最新の英語学習法では、3つのアプローチが中心だ。1つ目が「スマホアプリ」だが、現代人の体の一部といっても過言でなくなり、いつでもどこでも英語が学べるようになった。無料アプリが多く、コストを抑えられるのがメリットだ。

2つ目は「英会話教室」に通うことだが、英語ネイティブから学ぶことが大切だ。海外留学よりも安く、オンライン英会話よりも実践的な英語が学べる。担当講師に、発音強制や添削をしてもらえるので英語学習者にとってポジティブな要素が多いと思う。

公立中学の教員が新学習指導要領を読み込んだら凄いことになった

3つ目は「TOEIC対策」だが、語彙力や文法力が鍛えられる。実践的な対策本も多数リリースされており、ビジネス英語も覚えられる。書店に足を運べば膨大な量の公式問題集が棚に並び、中には確実にスコアアップできる教材も売られている。

アフターコロナは、英語がかつてないほど求められる時代が到来し、実践的な英語力を身につけるためにはこの3つの分野が最大の効果を発揮する。社会人であれば、昇進や昇給、海外赴任の案件も急増するのは間違いない。

また、学生であれば入試や卒業のために欠かせないものとなるなど、英語力が求められる時代に自分から合わせていく必要がある。そのためには、英会話スクールに通い、TOEICや英検など、英語力を試す機会を増やすことだ。

しかし、英語が苦手だったり、大学受験から遠ざかっていたり、英語学習のきっかけが作れない人もいるはずだ。だから、この3つの分野を軸に学習法を提案していく。これらのツールをうまく活用することで、学習時間の捻出や苦手意識を解消していこうと考えている。

そもそも勉強方法がわからなくても、ベストなアプリや教室、教材を選ぶことで安価で効果的、しかも実践的な英語や英会話を学ぶことができるようになる。英語力が向上する人としない人、その違いは選び方にあるはずだ。

新学習指導要領を公立中学の教員が読み込んだら「教える順序が違ってきた」

具体的には、アウトプットするための「話す」「書く」、インプットするための「聞く」「読む」は、高校や大学入試でも求められるようになり、英語4技能の必要性はこれからさらに増えていく。

英語をコミュニケーションツールとして捉え、使いこなすためには4技能をバランスよく向上させることがコツとなる。たとえば、中学英語の教科書は英語特有の表現や日本語とは違う語順を体得していることが前提だ。

もし体得していないならアウトプットはできないので、そもそも語彙や文法の知識が足りないとインプットさえままならない。中学英語の学び直しを視野に入れ、まずは自分の英語レベルを確認していくことから始めていく。

インプットの「聞く力」とは、「英文を音声で聞いた瞬間に意味がわかること」を意味する。だから、英文を繰り返し読むことで「英語耳」と「単語力」を強化していくことになる。同じく「読む力」とは、「英文を読みながら同時にその意味がわかること」を意味する。

だから、いつまでも日本語訳を頼りにして読んでいては英文の読解力は身につかない。語順に沿って理解する練習で、英語を英語で理解できることを目指していく。

それに対して、アウトプットの「話す力」とは「英語をネイティブのように正しく話すこと」を意味する。話す力を高めていくには語彙や英文法を覚え、正しい発音に近い形で話す練習が必要になる。英語ネイティブのレッスンで学ぶ他、スマホで英語を聞くしかない。

最後に、「書く力」とは「英語をネイティブのように正しく書くこと」を意味する。英語を速く正確に書くためには、話す力と同じ語彙力と文法力が必要だ。この2つのスキルを高めるだけで、より長く複雑な英文を書けるようになるはずだ。

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