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中学英語の学び直し学習方法（５）　リーディングはざっくりと理解するだけでよし

リーディングの学び方について、まずは英語をいちいち日本語に置き換えないようにし、大まかな意味の読み取りに集中することから始める必要がある。

リスニングの学び方も同じだが、文章はとにかく頭から読んでいき、いわゆる「返り読み」をさけることだ。リーディング力を身につけるための素材はたくさんあるが、フェイクニュースのCNNではなく、イギリス国営メディアのBBCなどのニュースサイトを活用する。

BBCの英語学習サイトを利用して英語力アップ

基本的に短いニュースが構成されており、英文そのものも非英語ネイティブ向けに考慮されているので、日本人にとってもわかりやすくなっている。アメリカのVOA（Voice of America）も同じく、外国人にわかりやすい英語で伝えている。

とにかく頭から英文を読む癖をつけ、主語と動詞を押さえて読むことを心がけることで、誰が（Who）、何（What）をしたのか？などがわかれば問題ないと思う。

一つのニュースを最後まで読む必要はなく、最初のパラグラフだけ読むだけでも問題ない。それだけで何（What）が、どうしたのか？がわかるようになる。もっと気楽に英文を読み、楽しみながら学習していくのがコツだ。

ETS TOEICホームページ　サンプル問題　リーディングセクション

リーディングの教材として、あくまで自分が興味を持てるテーマで、使われている単語が自分の英語レベルに合っていると感じるものを選ぶことだ。とにかく頭から文章を読んでいき、主語と動詞に注目しながら内容はざっくり理解するだけで構わない。

また、TOEIC対策のために英語を学び直ししている場合、TOEICのリーディングは基本的に文章が短く、解説もしっかりされているので向いている。TOEICは、受験者数が世界で最も多い日本人を対象としており、日本人には馴染みやすい。

TOEICの教材には、説明問題に必ず日本語訳がついており、日本語訳を読んでから英語を読むのも一つの学習法といえる。なぜから、要旨を日本語で理解した上で、英語表現について考えることができるからだ。

何（What）が言いたいのか、まずは日本語で理解し、英語ではどのように表現されているのかを押さえて、もう一度李語を頭から読んでみるとより理解が深まることも多い。そういった訓練を続けることで、次は日本語に置き換えるのをやめていくことになる。

英語速読のコツと習得するための6つの方法！おすすめ教材・参考書も紹介

つまり、英語を英語のままで理解するということだが、そのためには英文を読みながらその内容をイメージする学習法だ。さらに、より速く英文を読むのに時間を区切って読む練習も必要になる。

たとえば、1分間とにかく英文に集中して読んでいき、大まかな意味をつかんでいくと、動詞によって全体像がつかみやすいことがわかってくるはずだ。英文をざっと読むだけでも、その中から必要な情報を探すスキルは向上していく。

だから、全文を丁寧に読んで理解するというのは的外れな学習法であり、特に時間に限りがある人はどこが大切なのかを見極めるスキルが必要だ。ビジネス英語が必要な場合、専門用語が出てくることも多い。

業務内容に特化して使われる単語は、日本語と英語を問わずいくつか必ず出てくるものだ。このようなコツの得方は、簡単な単語を覚えるやり方と同じで、接触回数を増やすしかない。

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